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2023-04-27

【アメフト】関学大と日大が5年ぶりにの春季交流試合開催

試合終了まで残り43秒、関学RB伊丹が日大ディフェンス陣に囲まれながらもエンドゾーンまでボールを運び3ヤード逆転TDラン 写真:佐藤誠

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学生アメリカンフットボールの東西の雄、日本大学フェニックスと関西学院大学ファイターズの一戦が、4月22日に神戸であった。甲子園ボウル出場・優勝が1位の関学大と2位の日大というライバル校だが、春の対戦は、2018年5月以来。ホームの関学大が試合に合わせて様々なイベントを開催し、会場は盛り上がった。
KGボウル【関学大 vs 日大】試合前、チア体験で講師役の関学ドルフィンズ =撮影:佐藤誠
関西学院大学○14vs10 ● 日本大学 
2023年4月22日 KGボウル(神戸市王子スタジアム)


 試合に先立ってフラッグフットボール体験、チア体験、タッチフットボール模擬試合、特設ステージトークショー、アメリカのテールゲートパーティを模したBBQスタイルの飲食ブース設置など、関学OB青年部が中心となり様々なイベントが開催された。特設ステージトークショーでは鳥内元監督がOB奥野氏らとの爆笑を誘う掛け合いをするなど盛り上がりを見せた。(写真は全て佐藤誠撮影)
KGボウル【関学大 vs 日大】試合前の特設ステージトークショー、(左から)関学鳥内元監督、関学OB奥野氏、関学OB前田氏、MCのヒロT氏=撮影:佐藤誠
 試合は関学キック、日大レシーブで開始。日大をパントに追い込んだ関学はファーストシリーズをランニングバック(RB)住田の1ヤードタッチダウン(TD)ランで締めて先制した。(*関学7-0日大)
KGボウル【関学大 vs 日大】1Q残り6分55秒、関学RB住田の1ヤード先制TDラン=撮影:佐藤誠
 日大は1クォーター(Q)残り3分15秒 キッカー(K)吉田の32ヤードフィールドゴール(FG)で追い上げる。(*関学7-3日大)。

 前半終了間際、関学がFGチャレンジも日大ディフェンスバック杉山(DB)のブロックにあい追加点を奪えず前半が終了した。

 3Q、日大守備陣がビックプレー、ディフェンスライン(DL)山田がファンブルフォースしたルーズボールをDB渡邊が確保し敵陣深くで攻撃権を得る。
KGボウル【関学大 vs 日大】3Q、DL山田(左端)がファンブルフォースしたルーズボールをDB渡邊(中央)が確保し日大が敵陣深くで攻撃権を得る=撮影:佐藤誠
 後半から出場のクォーターバック(QB)金澤がワイドレシーバー(WR)西山へ8ヤードTDパスを通し日大が逆転した。(*関学7-10日大)
KGボウル【関学大 vs 日大】3Q残り2分12秒、QB金澤から8ヤード逆転TDパスをレシーブする日大WR西山=撮影:佐藤誠
 4Q、関学もQBを変更、先発星野から強肩の鎌田への変更だったがパスで逆転を狙う事なく以降全てをランプレー、ハーフバック(HB)とタイトエンド(TE)のブロックをキーにパワープレーに徹し、最後はエンドゾーンまでの3ヤードをRB伊丹がねじ込み試合終了まで残り43秒で逆転に成功した。(*関学14ー10日大)
KGボウル【関学大 vs 日大】試合終了まで残り43秒、関学RB伊丹が日大ディフェンス陣に囲まれながらもエンドゾーンまでボールを運び3ヤード逆転TDラン=撮影:佐藤誠
 日大はパスで再逆転を狙うも関学セーフティー(SF)中野のパスカットで万事休す、関学が接戦をものにした。

 試合後は両校の選手、コーチらがグラウンド内で交流し親交を深めた。
KGボウル【関学大 vs 日大】関学DB伊賀と日大WR小林、小中の同級生で他競技からフットボールに転身しこの試合で先発しマッチアップ、試合後に2人で写真に収まる=撮影:佐藤誠

【佐藤誠】

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