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2023-06-15

拳王が世界タッグ防衛戦直前にNOAH会見場からYouTube生配信! 世界“ゴルフ”選手権に向けてクラブをスイング…「全日本ファンの底力見せてみろ! 」【週刊プロレス】

ゴルフのクラブをスイングした拳王

15日午後5時からのNOAH会見を前にして、会見場にはなぜか拳王の姿があった。

本日の会見はNOAH6・17名古屋国際会議場イベントホール大会のGHC3大選手権について。拳王は同大会で征矢学と組んで“AXIZ”潮崎豪&中嶋勝彦と対戦。この日の会見に出席を予定していない。というよりも、あと約2時間後の本日午後6時30分試合開始の全日本プロレス後楽園ホール大会で世界タッグ選手権の防衛戦に臨む。

世界タッグ戦線は激動の連続だった。NOAH6・10横浜大会に宮原健斗が来場し、青柳優馬とのコンビで世界タッグ王座奪還を宣言。全日本プロレス郡山大会では拳王のパートナーである征矢学がシングルで青柳に敗北。宮原&青柳組から全日本プロレス6・15後楽園大会での挑戦をアピールされた拳王は「テメーらの要求飲んでやるよ。ただしオレからも要求があるぞ。全日本プロレスの顔、宮原健斗とこのオレ、拳王がベルトを懸けて闘うんだ。いつもみたいなガラガラの全日本プロレスの会場じゃ、イヤだぞ。超満員札止めの後楽園ホールでオレと宮原、ベルトを懸けて闘わせろ」と突きつけていた。

その後、全日本プロレス6・15後楽園大会で拳王&征矢の世界タッグ王座に宮原&青柳の挑戦が正式決定。拳王は自身のYouTube「拳王チャンネル」で「宮原はなぜかNOAHファンに(観戦を)呼びかけてた。おかしいだろ。全日本プロレスファンをオマエが信じないでどうするんだよ。他力本願すぎるんだよ! だから、ミニALL TOGETHERを毎回開催して、毎回ガラガラ。考え直せよ」と糾弾。ただ単に全日本プロレスの他力本願体質を言及するのではなく、3日連続で“宮原健斗年表”を披露するなど率先して話題を振りまいていた。

NOAH会見場で拳王はなぜかゴルフクラブのスイングをしていた。全日本プロレスのホームページで6・15後楽園大会のメインイベントが一時的に「世界ゴルフ選手権」とシステム上のバグで誤表記されていたことについて「昨日の夜、なぜか急きょルール変更になった。もともと世界タッグ選手権だったのに“世界ゴルフ選手権”になった。PWF認定のゴルフ選手権か」とイジりつつYouTube「拳王チャンネル」生配信を開始。会見準備に追われているNOAHスタッフを爆笑させながら、急ぎ足で都内・千代田区のホテルを出発。会場入りする道中もYouTube生配信で放送する前代未聞の試みもおこない、水道橋の後楽園ホール1階当日券売り場へと向かうと「今からでも全然間に合うぞ。全日本ファンの底力見せてみろ! 本日、ご来場お待ちしております」と最後のお願いをしていた。

YouTube「拳王チャンネル」は、プロレス界の現在をぶった斬るさまざまな趣向を凝らした番組、武術系YouTuberとのコラボ、この日のようなプロレスファンの胸を鷲づかみにする緊急生配信で人気急上昇中。6月14日発売のプロレス専門週刊誌「週刊プロレス」で特集が組まれ、NOAH6・24徳島大会の“Presents”として自身のYouTubeチャンネルでの生配信を実現させるなど業界に新しい息吹を吹き込み続けている。

大会直前まで精力的に情報発信に努めた拳王を待っているのは「超満員札止めの後楽園ホール」なのか。そして、全日本プロレス最後の砦と言っていい宮原&青柳組の挑戦を退けることができるのか!?

NOAH会見では6・17名古屋大会におけるGHCヘビー級選手権<王者>ジェイク・リーvs杉浦貴<挑戦者>、GHCタッグ選手権<王者組>サクソン・ハックスリー&ティモシー・サッチャーvsマサ北宮&稲村愛輝<挑戦者組>、GHCジュニアヘビー級選手権<王者>HAYATAvsダンテ・レオン<挑戦者>の各選手が出席して、決戦2日前の意気込みを語る。こちらはNOAH公式YouTubeで配信予定。

拳王チャンネル特集も掲載!

週刊プロレスNo.2249 (2023年6月28日号/6月14日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

今週号の表紙は11年ぶりに開催された「ALL TOGETHER」のメイン後、オカダがダー!で締めたあとの出場選手集合写真です。新日本&amp;全日本&amp;NOAHの3団体が集結して、プロレス界としてコロナからの復興をアピールした大会。増刊号一冊分とほぼ同じ40ページ超ボリュームでリポートします。大日本の岡林裕二が7月からの無期限休業を発表。これまで大日本のストロング路線を関本大介との二枚看板で支えてきた岡林が今回の決断に至った理由はなんなのか? 会見後にインタビューして話を聞いています。「ALL TOGETHER」の真裏、新木場ではFREEDOMSが大会を開催。インディーの意地を見せるべく大日本と2AWからも選手が参戦。主要3団体興行では決して見られないデスマッチで新木場に熱狂を生み出した裏オールトゥゲザーを詳報。企画ものでは拳王がYouTubeで定期配信して好評を博している「拳王チャンネル」を特集。収録現場の潜入リポートなど人気配信番組の裏側に迫ります。「ALL TOGETHER」翌日の新日本・幕張とNOAH横浜、翌々日の全日本・郡山でも各団体さまざまな動きあり。新日本は真夏の「G1 CLIMAX」注目のブロック分け&amp;対戦カードも発表されているので要チェック。そのほかスターダム大阪、GLEAT後楽園、ドラゲー福岡、DDT松山、大日本・横浜、東京女子・後楽園、666新宿など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。約1週間でのお届けとなります。土日祝日の配送がありません。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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