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2023-08-05

拳王が新日本G1決勝T進出ならずの清宮海斗に落胆&激怒…最終的には「N-1に出ろよ」【週刊プロレス】

拳王

5日午後6時半頃より、NOAHの拳王が自身のYouTube「拳王チャンネル」生配信をおこなった。

拳王はNOAHファンイベント「N-1 VICTORY 2023前夜祭」でおこなわれた「N-1 VICTORY 2023」出場16選手による「N-1 RUMBLE」で敗退。40分以上闘い抜いた直後の生配信ということで「メッチャ疲れた」と語っていた。しかし、奇しくも同時刻に新日本プロレス「G1 CLIMAX 33」8・5大阪大会ではAブロック最終公式リーグ戦がおこなわれている最中なので、清宮海斗の結果が気になって仕方がなくなり、生配信を決行したようだ。

「今日勝つか負けるかで準々決勝行けるか決まるんだよ。そりゃ見ないと。コイツ(清宮)がG1優勝して、オレがN-1優勝して、旬なうちにN-1とG1の優勝者が対決するって言ったじゃん。だから、今日(清宮は)勝たないといけない」

拳王の言葉通り、この日前の時点で清宮は現在2勝2敗2分の6点。自力ブロック突破はないものの、わずかな可能性を残している状況。最終公式リーグ戦となる成田蓮戦に勝つことが最低条件で、メインの海野翔太vsヒクレオ戦の結果を待つことになる。

拳王は自身のスマートフォンで新日本プロレスワールドで清宮vs成田戦を観戦…いや、清宮を熱烈応援。ホテルメトロポリタンエドモントの控室には「いいぞ、いいぞ!」という叫び声とともに「清宮は本当は大技やりたいかもしれないけど、NOAHで培ったしっかりした一点攻めがある。武藤(敬司)殺法ってワールドで言われてるけど、オレ的には小川良成の教えでやってると思う」などのプレーヤー目線の解説も響いた。

しかし、変型シャイニング・ウィザードを狙った清宮がカウンターでフロント・スープレックス・ホールドを食らい、拳王の熱烈応援もむなしく、これで3カウントが入った。拳王は「ええええええーっ! 負けてんじゃん!!」と決勝トーナメント進出の可能性がなくなったことに落胆。徐々に結果を残せなかった清宮に対する怒りが湧き上がってきたようで「G1を優勝することがN-1を盛り上げる一番の役割だった。(NOAH欠場してまでG1に出場したのは)何だったんだよ」と語った。

拳王としてみれば、翌日のNOAH8・6横浜大会から開幕する「N-1 VICTORY 2023」のモチベーションは、G1覇者・清宮との真夏の祭典覇者対決。それが開幕前日に消滅してしまった形である。

「清宮、N-1に出ろよ。明日、大阪から帰ってこいってなるよね」

清宮に対して厳しい言葉を並べるしかなかった拳王。しかし、すぐに「アイツは(G1)リーグ戦脱落。オレの(N-1)リーグ戦突破して、コイツ(清宮)が負けたエディオンアリーナ大阪で決勝勝って優勝するところを見せたらいいんだよね。それでまた偉そうに上からちょくちょく責めていく」と気持ちを切り替えた。N-1で優勝するためにも、G1で決勝トーナメント進出できなかった清宮にマウントを取るためにも「明日の初戦、アダム・ブルックスを倒す」とあらためて力強く宣言してYouTube生配信を終えたのだった。

「N-1 VICTORY 2023」開幕戦NOAH8・6横浜武道館大会は午後4時試合開始。午後3時50分からインターネットTV「ABEMA」での無料生中継もある。全カードは以下。

▼Aブロック公式リーグ戦<10>ジェイク・リーvsティモシー・サッチャー
▼Bブロック公式リーグ戦<9>潮崎豪vsサクソン・ハックスリー
▼Aブロック公式リーグ戦<8>拳王vsアダム・ブルックス
▼Bブロック公式リーグ戦<7>イホ・デ・ドクトル・ワグナーJrvs稲葉大樹
▼6人タッグマッチ<6>丸藤正道&小峠篤司&Hi69vs藤田和之&AMAKUSA&宮脇純太
▼Aブロック公式リーグ戦<5>マサ北宮vs吉岡勇紀
▼Bブロック公式リーグ戦<4>ランス・アノアイvs安齊勇馬
▼Aブロック公式リーグ戦<3>ジャック・モリスvs稲村愛輝
▼Bブロック公式リーグ戦<2>中嶋勝彦vs征矢学
▼6人タッグマッチ<1>アンソニー・グリーン&YO-HEY&タダスケvs近藤修司&吉岡世起&スタリオン・ロジャース

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週刊プロレスNo.2256 (2023年8月16日号/8月2日発売) | 週刊プロレス powered by BASE

今週号の表紙は新日本「G1 CLIMAX」中盤の後楽園大会で実現したSANADA戦に敗れたとはいえIWGP王者に肉薄した清宮海斗です。G1は中盤4大会を全戦追跡。オカダvsオスプレイ、棚橋vs後藤、ヒクレオvs辻など注目リーグ戦中心にリポート。NOAHは「N-1 VICTORY」開幕直前ということで展望特集。GHC王者として臨むジェイク・リーほか、全日本の安齊勇馬、ドラゴンゲートの吉岡勇紀ら初出場選手をクローズアップ。試合は金沢大会リポートも掲載。第2回目自主興行の8・4新宿が目前に迫ってきたSareeeが同大会でタッグをカイリ・セインと対談。WWEつながりのある2人がドリームタッグを前に対談でなにを語ったのか!? 注目対談はもうひとつ。こちらも開催目前のGLEAT両国ビッグマッチの展望企画としてT-Hawk&amp;エル・リンダマンのトークも必読です。DDTは両国大会で誕生した2人の新外国人王者にインタビュー。KO-D無差別級王者のクリス・ブルックス、DDTユニバーサル王者のマット・カルドナはチャンピオンとして今後DDTでどんな活躍を見せるのか!? またTAKESHITAとサウナカミーナが6人タッグで激突した後楽園大会も詳報。そのほかスターダム佐久&amp;鴻巣、ドラゲー津島、ZERO1後楽園、東京女子・後楽園、アイスリボン・利府町、大日本・名古屋など掲載。【注意】発送後の返品・返金は原則不可とさせていただきます。送料は無料ですが、第三種郵便での発送となります。約1週間でのお届けとなります。土日祝日の配送がありません。また、事前に購入されても発売日にお届けすることは、お約束できません。ご了承ください。

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