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2023-09-05

Sareee、激白。スターダム・ジュリアに呼応「私も闘いたい」。9・8全日本で初対決KAIRIには「プロレスで会話したい!」【週刊プロレス】

ジュリアに対する思いを語ったSareee

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元WWEスーパースターで、現SEAdLINNNGシングル王者のSareeeがスターダムのSTRONG女子王者ジュリアが9・3広島大会後に今後、闘いたい相手として自身の名前を挙げたことに対して「私も闘いたいです」と呼応した。
猪木元気工場の新オフィスでポーズを決めたSareee
今春、Sareeeの日本復帰が決まって以降、しばしば互いの名前を口にしていた両者。前述した通り、ジュリアはSTRONG女子王座を、SareeeはSEAdLINNNGシングル王座を保持。実現にはさまざまなハードルが予想されるが、「私はジュリア選手と闘いたい。ジュリア選手も私と闘いたいと言ってくれている。ベルトがどうとかそこは考えなくていいんじゃないかなって」と、しがらみは抜きにしてドリームマッチを実現させたいというアツい思いを明らかにした。

 またSareeeは全日本プロレス9・8代々木第二体育館大会で、かねて熱望していた〝海賊王女〟KAIRIとタッグ対決する。「悔いのないように闘いたい。プロレスって闘ってみないとわからないこといっぱいあると思うんです。前回タッグを組ませていただいたからこそ、今回は思いっきり闘って、プロレスで会話したいです!」と腕まくり。女子プロ界を盛り上げたいと使命感に燃えるSareee。KAIRIとの闘いは紆余曲折を経て、3日後に実現する。ではジュリアは――夢を叶えるため、Sareeeはノンストップで暴れまわる。
Sareeeとジュリアは2019年6月の田中稔自主興行でシングル対決している
そんなSareeeとの一問一答は以下の通り。

Sareee「(猪木元気工場の内覧会に出席。大量の燃える闘魂グッズに触れたが?)こうして猪木さんに関するものに触れさせていただいて、いつも必ず得るものがあるなって毎回思っていて。今回だったらベースボールマガジン社さんから出てる猪木さんの本(猪木戦記)とかまだ読んだことなかったし、すごいいっぱいあるんだなって。

(夏の「猪木展」しかり、猪木さん関連の催しには欠かず出席しているが?)私はいつ何時どこにでもお邪魔させていただきます(笑)。猪木さんみたいにカリスマ性があって、誰からも認められているような女子プロレスラーになりたいと思ってるので。

(誰からも認められる女子プロレスラーになる意味でも、先日SEAdLINNNGのベルトを取ったのは大きかったのでは?)ホントに死闘でした。中島安里紗との闘いを乗り越えて、このベルトを手にしたっていうのはすごく大きな私の中で自信になりましたし、猪木さんのような存在になるための大きな1歩だったのかなと思います。でも、ああいう闘いをたくさんの方にやっぱ見てもらわないと意味がないと私は思うので。もっとたくさんの方に見てもらうためにも私が女子プロレス界を盛り上げて、注目していただけるような試合をして、話題を発信していかなきゃなって思います。

(今週末の9・8代々木では全日本プロレス初参戦。ウナギ・サヤカ選手とタッグを組み、KAIRI&安納サオリ組と対戦しますが?)KAIRI選手とは、もしかしたら最初で最後になるかもしれない対戦が決まりましたし、みんなそれぞれ、華やかだし、すごくキラキラしてる選手たちとの試合ですけど、女子プロレスはそれ(キラキラ)だけじゃないぞっていうところを見せなければいけないし、そういう闘いを見せるのが自分の役目だと思います。だって、せっかく全日本プロレスさんに出させてもらうんだから、「スゲーな、女子プロレス」「男子に負けてないな」って思わせたいじゃないですか。男子に(盛り上がりで)負けたら悔しいですよ。

(熱望していたKAIRI選手との初対決に関しては?)さっきも言ったように、これが最初で最後になるかもしれないので勝ちにこだわっていきたいし、悔いのないように闘いたい。プロレスって闘ってみないとわからないこといっぱいあると思うんです。前回タッグを組ませていただいたからこそ、今回は思いっきりプロレスで会話したいです。

(強烈なエルボーも遠慮なく…?)もちろんですよ! 遠慮なんて言葉私は知らないので。
8・4Sareee自主興行でタッグを組んだSareeeとKAIRI。全日本9・8代々木では初対決が決まっている
(Sareee選手が帰国して以来、しばしば互いの名前を口にしていたスターダムのジュリア選手が再びSareee選手の名前を出しましたが?)見ました。でも、私の気持ちも何も変わってませんよ。ジュリア選手と闘いたい。ジュリア選手も私の名前を出してくれたんですよね? だったらやるしかないんじゃないですか? 私もジュリア選手と闘いたいし、ジュリア選手も私と闘いたいと言ってくれてるんだから。

(Sareee選手はSEAdLINNNGシングル王座を、ジュリア選手はSTRONG女子王座を保持。団体も違いますし、実現へのハードルは高そうですが?)そうですよね。でも、ベルトがどうとか、あんまり難しく考えなくていいんじゃないですか?

(どういうことですか?)私はジュリア選手と闘いたい。ジュリア選手も私と闘いたいと言ってくれている。ベルトがどうとかそこは考えなくていいんじゃないかなって。

(なるほど)もしジュリア選手が私が持ってるベルトに挑戦したいというなら逃げも隠れもしないです。逆に、私はどんなベルトだって欲しいし、チャンスが転がってきたらいつ何時誰が相手だろうと挑戦します。(STRONG女子は)ジュリア選手が巻いてるベルトですから、挑戦させてくれるというなら挑戦したい。海外でも防衛戦ができるベルトを取れば、WWE時代の仲間で今はアメリカで活躍してる選手たちと試合ができるのかなとかいろいろ想像は膨らむし、私に似合うだろうなって思うし。でも、今回に関してはジュリア選手と闘うことが一番なので。

(Sareeevsジュリアが実現となればファンも期待する夢の一戦ですね!)最近よく数年後の自分を想像するんです。私が理想とするプロレス道を歩んでいくためには、 現状ではまったく満足してないし、ここからもっともっと追い求めていかなきゃいけないことってたくさんあるので。私とジュリア選手は数年前(2019年6月)に一度シングルをやってますけど、私はWWEを経験して、いままた日本に戻ってきてチャンピオンになった。ジュリア選手もスターダムのトップ選手になった。あの時とはまったく違う状況の2人が闘えば女子プロレスを盛り上げることになると思うので。自分自身のためにも、女子プロ界のためにも私はジュリア選手と闘いたい、私はそう思ってます」

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