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2023-09-29

【アメフト】BIG3が開幕2連勝も内容に大きな差 X1スーパー

【富士通 vs ディアーズ】第1Q、オフェンスの最初のプレーで、スクリーンパスを捕球したWRグラントが快走してTD=撮影:小座野容斉

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アメリカンフットボールの国内最高峰・Xリーグ「X1スーパー」は9月23・24日の両日に、第2節の6試合があった。
 「BIG3」富士通フロンティアーズ、パナソニックインパルス、オービックシーガルズが開幕から無傷の2連勝で勝ち点6。また、IBMビッグブルー、アサヒビールシルバースター、アサヒビールシルバースターも2勝(勝ち点6)とした。

2023年9月23日
 パナソニック インパルス ○28 vs 21● 東京ガスクリエイターズ
(富士通スタジアム川崎)

2023年9月24日
オービックシーガルズ ○24 vs 6● ノジマ相模原ライズ
(第一カッターフィールド=千葉県習志野市)

富士通フロンティアーズ ○60 vs 3● 胎内ディアーズ
アサヒビールシルバースター ○17 vs 14● otonari福岡SUNS
(富士通スタジアム川崎)

IBM ビッグブルー ○35 vs 21● エレコム神戸ファイニーズ
アサヒ飲料チャレンジャーズ ○49 vs 13● 電通キャタピラーズ
(MKタクシーフィールドエキスポ=大阪府吹田市)

辛勝、大勝、納得の勝利・・・BIG3それぞれの勝ち方

 富士通、パナソニック、オービックが開幕2連勝。だが、試合内容には大きな差があった。
 冷や汗をかいたのがパナソニック。過去負けたことが無く、2年前の対戦では71-0で一蹴した東京ガスに追い詰められた。被インターセプト2回に、ファンブルロスト1回、パントブロックリターンTD(タッチダウン)も許してしまい、第4Q中盤まで21-21の同点だった。最後はRB立川 玄明のランTDで逃げ切った。
【パナソニック vs 東京ガス】第4Q、パナソニックRB立川が38ヤードを走ってTD。前のオフェンスでのファンブルロストを取り返した=撮影:小座野容斉
 富士通は、ディアーズに完勝。オフェンスのゲームファーストプレーで、QB高木翼が投じたスクリーンパスを、WRサマジーグラントがヤードアフターキャッチで快走し、67ヤードのTD。これを皮切りに、次々にTDを決めた。高木はパス285ヤード、6TDで、パサーズレーティングは満点の158.3(NFL方式で換算)だった。
【富士通 vs ディアーズ】パス285ヤードで6TD、レーティングは満点だった富士通QB高木=撮影:小座野容斉
 オービックは、春のパールボウル決勝で対戦し、苦戦した、強敵・ノジマ相模原と対戦。序盤からターンオーバーでボールを奪って、オフェンスのTDに繋げた。QBタイラー・クルカや、WRRB李卓、西村七斗が活躍し、春はTDを奪えなかったノジマ相模原から3TDを重ね、試合を決めた。初の2試合連続ホーム開催ゲームで、地元ファンの期待に応えた。
【オービック vs ノジマ相模原】オービックのスクリーンパスで、RB李卓の前で力強いブロックを見せたOL#71 松原 寛志=撮影:小座野容斉

第2節までの成績
【ディビジョンA】
パナソニック:2勝・勝ち点6
オービック:2勝・勝ち点6
アサヒ飲料:2勝・勝ち点6
ノジマ相模原:2敗・勝ち点0
東京ガス:2敗・勝ち点0
電通2敗:・勝ち点0

【ディビジョンB】
富士通:2勝・勝ち点6
IBM:2勝・勝ち点6
エレコム神戸:2敗・勝ち点0
シルバースター:2勝・勝ち点6
ディアーズ:2敗・勝ち点0
福岡SUNS:2敗・勝ち点0

リーグ戦終了後、A,B両ディビジョンの上位4チームが、日本一を決めるライスボウルトーナメントに進む。

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