アメリカンフットボールの国内最高峰・Xリーグ「X1スーパー」は9月23・24日の両日に、第2節の6試合があった。
「BIG3」富士通フロンティアーズ、パナソニックインパルス、オービックシーガルズが開幕から無傷の2連勝で勝ち点6。また、IBMビッグブルー、アサヒビールシルバースター、アサヒビールシルバースターも2勝(勝ち点6)とした。
2023年9月23日 パナソニック インパルス ○28 vs 21● 東京ガスクリエイターズ(富士通スタジアム川崎)2023年9月24日オービックシーガルズ ○24 vs 6● ノジマ相模原ライズ(第一カッターフィールド=千葉県習志野市)富士通フロンティアーズ ○60 vs 3● 胎内ディアーズアサヒビールシルバースター ○17 vs 14● otonari福岡SUNS(富士通スタジアム川崎)IBM ビッグブルー ○35 vs 21● エレコム神戸ファイニーズアサヒ飲料チャレンジャーズ ○49 vs 13● 電通キャタピラーズ(MKタクシーフィールドエキスポ=大阪府吹田市)辛勝、大勝、納得の勝利・・・BIG3それぞれの勝ち方 富士通、パナソニック、オービックが開幕2連勝。だが、試合内容には大きな差があった。
冷や汗をかいたのがパナソニック。過去負けたことが無く、2年前の対戦では71-0で一蹴した東京ガスに追い詰められた。被インターセプト2回に、ファンブルロスト1回、パントブロックリターンTD(タッチダウン)も許してしまい、第4Q中盤まで21-21の同点だった。最後はRB立川 玄明のランTDで逃げ切った。

富士通は、ディアーズに完勝。オフェンスのゲームファーストプレーで、QB高木翼が投じたスクリーンパスを、WRサマジーグラントがヤードアフターキャッチで快走し、67ヤードのTD。これを皮切りに、次々にTDを決めた。高木はパス285ヤード、6TDで、パサーズレーティングは満点の158.3(NFL方式で換算)だった。

オービックは、春のパールボウル決勝で対戦し、苦戦した、強敵・ノジマ相模原と対戦。序盤からターンオーバーでボールを奪って、オフェンスのTDに繋げた。QBタイラー・クルカや、WRRB李卓、西村七斗が活躍し、春はTDを奪えなかったノジマ相模原から3TDを重ね、試合を決めた。初の2試合連続ホーム開催ゲームで、地元ファンの期待に応えた。
第2節までの成績【ディビジョンA】パナソニック:2勝・勝ち点6オービック:2勝・勝ち点6アサヒ飲料:2勝・勝ち点6ノジマ相模原:2敗・勝ち点0東京ガス:2敗・勝ち点0電通2敗:・勝ち点0【ディビジョンB】富士通:2勝・勝ち点6IBM:2勝・勝ち点6エレコム神戸:2敗・勝ち点0シルバースター:2勝・勝ち点6ディアーズ:2敗・勝ち点0福岡SUNS:2敗・勝ち点0リーグ戦終了後、A,B両ディビジョンの上位4チームが、日本一を決めるライスボウルトーナメントに進む。