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2018-01-24

ダイエットで亜鉛不足&味覚障害

ダイエット法はいろいろありますが、聞きかじりでやると、思わぬ問題が生じます。
実際に我が身でも経験済みです。

その一つが糖質制限ダイエットでのこと。
流行する前に、体験者(大学時代の同級生)から効果あるよと聞いて、炭水化物を減らせばいいんだから簡単!と思い、やってみたら、最初の2ヶ月で4キロほど落ちました。

やり始めて半年くらい経った頃、年末のご褒美会(自分へのご褒美に奮発してフランス料理食べる友人たちとの忘年会)のときのこと。
全体的に苦めの味‥最後のデザート盛りも、割と苦く感じて、星がつく高級な店は大人の味なのね、なんて思ったものです。
友人たちとは、苦い?そうかな?と言ってましたが。

その数日後、大学で講義した出張からの帰りのこと。当時、コーヒーはブラックばかり飲んでいたのですが、講義で疲れたから脳に栄養をと思い、久しぶりに砂糖を入れて飲んだら、甘くない。
あれ、おかしいと思い、甘いもの食べてみようと思い、駅の売店で金平糖を買って食べたら、全然甘くない。
まだ信じられなくで、帰宅して、コーヒーシュガーをそのまま食べたら、口の中がジャリジャリするだけで、味がない。

調べてみると、亜鉛不足による味覚障害の初期でした。
私たちの舌には味蕾(みらい)と呼ばれる味を感じる細胞があります。新陳代謝が活発で、新しく生まれ変わるときに、亜鉛を必要とします。
しかし亜鉛が不足していると、味蕾が再生できず、味覚障害に陥ります。
亜鉛は吸収率が20~60%と低いミネラルで、アミノ酸などとと結合して、吸収されます。
食べる量が減っており、行き過ぎた感じも自覚していたので、きっと栄養不足だったのでしょう。

味覚障害! こればやばいと思い、亜鉛のサプリメントを購入し、低糖質ダイエットも中断したら、1ヶ月あまりで回復することができました。
聞きかじりの自己流ダイエットは危険ですよね。
身をもって体験しました。

今でも思うのは、あのとき食べたフランス料理の本当の味はどうだったのか‥‥。美味しかったんだろうな。気になるところです!

最近実施したダイエットで良かったのは、「ミトコンドリアダイエット」です。
ミトコンドリアは細胞内の器官であり、ここでエネルギー代謝を行います。
ものすごく端折っていいますが、ミトコンドリアの代謝活性が高まれば、効率的に脂肪燃焼ができる。その活性化する方法を利用したダイエットなのです。

やり方で最も重要なポイントは、
・1日のうちに8時間だけは好きに食べ、16時間は腹ペコ状態を楽しむ
こと。
一定時間、食事をとらないでミトコンドリアを飢餓状態にすると、活性化するのです。
ちなみにこの方法で2ヶ月で4キロ痩せました(水、コーヒーなど、ノンカロリーのものは摂取できる)。
この方法を推奨する藤田保健衛生大学准教授の若月徹先生から、じかにしっかり学んで実施したので体調不良はありません。
食べる時間だけを調節して、あとはしっかり食べるので、味覚障害もおきませんでした。

ただ、年末年始の休みの期間に中断して、時間も量も気にせずに思いっきり食べたら、食べ過ぎがたたって元の体重に戻ってしまいました。
ということで現在、再びチャレンジ中。2週間で2キロ戻りました。

本誌「健康一番けんいち」7号(コーチングクリニック11月号増刊)では、肥満解消大作戦のなかで、「若月式ミトコンラクラク痩身プログラム」として、失敗しないやり方を含めて詳細に紹介しています。
正月太りがの解消にどうぞ。

写真は関係ありません。現在福井に出張中。JR福井駅の壁画です。
亜鉛 → ミネラル → 鉱物・化石 → 恐竜 の流れの連想から。

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