毎週水曜発売(一部地域はことなります)の週刊プロレスの内容、見どころを発売1日前の火曜に紹介します。
今週号の表紙は新日本両国大会のメイン後、リングで相対したIWGPヘビー級王者のオカダ・カズチカと次期挑戦者・棚橋弘至です。この日、オカダはザック・セイバーJrを下し棚橋のもつ防衛記録V11と首位タイに。5・4福岡ではV11同士の対決が決定。オカダの新記録達成か? 棚橋が阻止して王座返り咲きか!? ゴールデンウイークの大一番へ期待が高まります。
WWE「レッスルマニア」開催直前ということで、展望特集を企画。WWEが定期開催している年間4大ペイパービュー大会の歴史を掘り下げるとともに、その大会でこの1年、中邑真輔がどんな活躍をしてきたかも振り返り。レッスルマニアでのタイトルマッチが決定している中邑vsAJスタイルズも2年前の新日本・東京ドーム大会での熱戦をプレイバック。
こちらも開幕目前、全日本の「チャンピオン・カーニバル」は中カラーで特集。最大の注目選手・丸藤正道がインタビューで秋山準への思い、そのほかの全日本勢を挑発。ほかにも秋山、宮原健斗、鷹木信悟がカーニバルへの意気込みを語ってます。
スターダム名古屋では紫雷イオが電流爆破マッチへ初挑戦した注目試合も詳報。そのほか全日本・新木場、NOAH後楽園、ドラゲー神戸、大日本・大阪ほか、DDT後楽園、スターダム後楽園ほか注目大会リポート。水曜日発売(一部地域は発売日は異なります)。
2016年6月に内藤哲也からベルトを奪取して以降、オカダ・カズチカは異なる相手との防衛を重ね、その数を10まで積み上げた。
一人として対戦相手がかぶらなかったのは、それだけ新日本の選手層が豊富であることの証明であるとともに、オカダのユーティリティー性=万能さを示してもいる。
王者に求められる条件はいくつかあるが、そのなかにはどんな相手にも対応できる幅の広さも含まれるように思う。結果的にオカダの防衛ロードはそれを実証する形となり、ひるがえって勝利のたびに、レスラーとしての懐の深さを更新し続けていった。
その中で11度目の防衛戦の相手となったザック・セイバーJrもまた、これまでに対戦してこなかったタイプのレスラー。昨年2月にタイトルマッチをおこなった鈴木みのるが近いタイプと言えるが、ザックの場合、鈴木よりもさらにサブミッションに特化したスタイル。
新日本に限らず、いまのマット界を見渡しても試合の大半をサブミッションスキルで闘い抜くレスラーはほとんどおらず、その上で結果を残しているからこそ、ザックのこだわりは正当化される。
オカダはやはり、ザックのこだわりにとことん苦しめられた。(市川)
詳細は4月4日(水)発売の週刊プロレス誌面にて。週プロmobile(月額324円)内のコーナー「週プロ早版」ではその他の掲載コンテンツも紹介しています。
詳しくは以下のサイトを参照してください。
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