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2025-02-25

デビュー10周年のタノムサク鳥羽が飯伏幸太の持つインディージュニア王座に挑戦!【週刊プロレス昔話】

フィニッシュは飯伏のハイキック

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2008年のDDT2・3後楽園大会にて、タノムサク鳥羽が飯伏幸太の持つインディージュニア王座に挑戦した。この日は鳥羽のデビュー10周年記念日であり、かつ王者が飯伏だから実現した一戦だ。いわく鳥羽は「いつも飯伏に気持ちよくさせてもらっている」、だから10年の集大成としてどこまでも殴り合って最高の気持ちよくなりたかった。

また、飯伏のことを「絶対に勝てない相手」とも表現し、その自分の中の絶対を自らの手で崩す気持ちもあった。その上で親友の娘が中学受験に合格したそうで、勝利でおめでとうと言うつもりだった。

だが、結果的にそれを果たすことはできなかった。この2人ならではのハチャメチャな攻防から、最後は飯伏が鮮烈なハイキックで勝利して防衛背に成功。その試合後、頭を存分に使って闘い抜いた鳥羽は呟いた。「これが運命なら、不公平ですよね」と。

さらに自分のすべてを出し切ることができず、気持ちよくなることもできなかった。だからこそ、鳥羽は闘うことをやめない。目の前の絶対を覆し、ありがとうとおめでとうを言うために。

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