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2025-02-25

武藤敬司がオレンジ髪の“ムタ”に敗れる…?【週刊プロレス昔話】

シャイニング・ウィザードで決着

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2004年の世界最強タッグ決定リーグ戦の初戦。西村修と出陣した武藤敬司の正面にいたのは。ラブ・マシン・スティールとGREAT MUTAだった。いわくスティールらからの「武藤へのプレゼント」だという。

約2年前に新日本に出現した、いわく「ムタもどき」。だが、どうやら動きや体を見るかぎりではあの時のムタではない。武藤はさっそくラフファイトを見せて「本当のムタはこうやるんだ」とレクチャー。それでもMUTAは反撃に成功し、毒霧からシャイニング・ウィザード。これで武藤本人から3カウント奪取。まさか武藤がムタに敗れるとは…誰もが想像できなかった世界にMUTAがいざなってみせたのだった。

だがタイミングも説得力も欠如していたため、場内は落胆の声に包まれてしまった。そこに武藤も怒りをぶつけ、試合後には「もどきならもどきらしく毒霧のタイミングとかシャイニング・ウィザードの決め方をもう少し勉強してきてほしいよ!」と訴える。その後、12・5両国で決定していた一騎打ちに向けて「手本としてオレがグレート・ムタを呼び戻して、教えてあげてもいいよ」と不敵な予告をしたが…。

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