close

2025-07-26

WWE「サマースラム」見どころや会社の躍進について言及!「ヨーロッパに往復全ビジネスクラスのチャーター便。夢のような生活」イヨ・スカイインタビュー②

4000円をアピールするイヨ・スカイ

WWE「サマースラム」8・2&3アメリカ・ニュージャージー州イーストラザフォード、メットライフスタジアム大会に向けたイヨ・スカイのインタビュー全3回中2回目。前回は自身が挑戦する女子世界選手権試合への意気込みが中心だったが、今回は「サマースラム」全体について聞いた。

今年の「サマースラム」は史上初の2日間開催と年間最大ビッグマッチ「レッスルマニア」級のスーパーイベントに進化。現時点での決定分カードは以下。試合順や2日と3日のどちらで組まれるかは未定。

▼統一WWE選手権試合◎<王者>ジョン・シーナvsコーディ・ローデス<挑戦者>
※第148代WWE王者防衛戦

▼世界ヘビー級選手権試合◎<王者>グンターvsCMパンク<挑戦者>
※第6代王者防衛戦

▼女子世界選手権試合◎<王者>ナオミvsイヨ・スカイ<挑戦者>vsリア・リプリー<挑戦者>
※第31代王者防衛戦

▼WWE女子選手権試合◎<王者>ティファニー・ストラットンvsジェイド・カーギル<挑戦者>
※第30代王者防衛戦

▼インターコンチネンタル選手権試合◎<王者>ドミニク・ミステリオvsAJスタイルズ<挑戦者>
※第188代王者防衛戦

▼ユナイテッド・ステーツ選手権試合◎<王者>ソロ・シコアvsジェイコブ・ファトゥ<挑戦者>
※第184代王者防衛戦

▼女子インターコンチネンタル選手権試合ノーDQマッチ◎<王者>ベッキー・リンチvsライラ・ヴァルキュリア<挑戦者>
※第2代王者防衛戦。ライラ敗戦の場合、ベッキー王者の間は女子IC王座挑戦権を永遠に失う

▼WWE女子タッグ選手権試合◎<王者組>ラケル・ロドリゲス&ロクサーヌ・ペレスvsシャーロット・フレアー&アレクサ・ブリス<挑戦者組>
※第32代王者組防衛戦

▼ランディ・オートン&ジェリー・ロールvsドリュー・マッキンタイア&ローガン・ポール

大会の模様はインターネットTV「ABEMA」にて日本時間3日(日)午前7時より日本語実況解説つきでPPV中継。翌4日(月)含めて4000円で両日ともに視聴できる破格の価格設定となっている。(C)2025 WWE, Inc. All Rights Reserved.


――「サマースラム」ほかの注目試合についても聞きます。統一WWE王者ジョン・シーナがすごいことは?

イヨ ずっとジョン・シーナであり続けたことじゃないですか。とんでもないレジェンドで最前線をずっと走ってきて、引退が決まったタイミングでひっくり返す勇気…自分が想像したらできないですよ。何十年も王道のベビーフェースで走ってきて、最後の最後でそれを180度ひっくり返せるか。そんな勇気は出ないです。それができるのは、彼の余裕なのかな。それとも独創性、想像力豊かな部分なのか。そこにみんなが掌で転がされるというか、楽しませてもらってる。本当にすごいですよね。

――シーナに挑戦するコーディ・ローデスのすごいところは?

イヨ コーディは王道中の王道のベビーフェース。みんなに愛されてる王子様ってぐらい完璧なスター。人気もすごい。ジョン・シーナが引退決まってる中でこのカードが組まれた。ジョン・シーナの終盤に向かっていく歴史に刻まれるようなすごい試合を2人がやってくれる、予想ができないことが起こったりするのかなとファン目線で楽しみにしてます。

――今年の「サマースラム」はABEMAのPPVで放送されて、2日間で4000円です。

イヨ すごい! 1大会2000円ならば安いですね。アメリカで見ようと思ったら、もっともっとお高い価格がかかってしまう。日本のみなさん、チャンスです。ABEMAを利用しない手はないと思います。

――今年の「サマースラム」は8万人超え収容巨大スタジアムでの2連戦です。現在、WWEという会社の勢いをどう感じていますか?

イヨ 勢いは確かにすごいです。でも、正直忙しすぎて、今日アメリカ、明日サウジアラビア、次ヨーロッパ、次オーストラリアみたいな生活なので。ふと振り返ったらメッチャすごいって感じです。冷静に考えて、ヨーロッパに毎週往復チャーター便で行ったり。チャーター便は全ビジネスクラス。夢のような生活を送ってるなって。お客さんの数もとんでもない。ヨーロッパだったら全大会売り切れ。チケットが手に入らない。飛ぶ鳥を落とす勢い。内部にいると気付きにくいけど、実際確かに勢いはすごいです。

――大会数も増えているが?

イヨ プレミアム・ライブ・イベント(PLE)の数がドンドン増えている。2日間になってるっていう日程的なものもありますけど、PLEの開催頻度もすごい。こないだ「エボリューション」やって、2、3週間で「サマースラム」。「エボリューション」のちょっと前はサウジアラビアで「ナイト・オブ・チャンピオンズ」。PLEが1カ月に1度以上のレベルで開催されてる。そこのビッグマッチに向けてコンディションを整えなきゃいけないのが積み重なってドンドン次々と来てて、それでWWEも急成長してるんですけど、私たちはその大会一つひとつのために走り抜けることを続けてるので。気づいたら、こんなに高いところに来てるんだなって感じですね。

――コンディショニングも大変です。

イヨ 大変です。スケジュールも忙しいし、その中でビッグマッチもある。それは揺るがないし、止まらないので。やっぱケガしないことも大事だし、その中で自分のコンディションも追い込まないといけない。風邪でも引いたら、それですべてガタガタと崩れる。食事にも環境にも気を遣わないといけない。気も張らなきゃいけない。大変なお仕事だなって実感してます。

加入月0円! 週プロmobileプレミアムはバックナンバー2300冊以上から最新号まで読み放題!

NOAH25年史amazon予約はこちら!

週プロ送料無料通販!

タグ:

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事