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2025-08-24

ゼウス社長が9月から限定出場「大阪プロレスを一流のプロの集団するための次なる挑戦。引退じゃない」【週刊プロレス】

大阪プロレスのゼウス社長

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大阪プロレスで社長を務めるゼウスが社長業への比重を重くするため、9月大会から限定出場とする。そのため今年の大阪プロレス最強男を決定するトーナメント「天王山」にはエントリーされない。

これは8月23日、アゼリア大正ホール大会でゼウス自身がリング上から発表されたもの。最初は驚きの声が上がったが、その理由として「より強い大阪プロレス、より誇れる大阪プロレスを作るために、リングの外での闘いに挑戦してきたいと思っております」と説明されると大きな拍手に変わった。

あらためて試合後に直撃すると、「全国的に注目されてるかっていえばわからないですけど、大阪、関西のプロレスファンの方からすれば、すごい勢いで暴れたと思うんです。再スタートして3年。そのときに目標にした大阪・関西万博での試合は今年5月に達成した。試合数も去年が110で今年が115。この試合数をこれ以上増やすのは難しい。じゃあ、このままでいいのかっていえばそうじゃない。道場も構えたいし、内部ももっと拡大していきたい。次の目標として、大阪プロレスを一流のプロ集団にしていきたい。それはリング上だけじゃなく、演出や企画といったリング外も含めて。そのためには人材を増やさないといけないし、彼らを育成していかないといけない。結果的にプロ集団になるのか素人集団で終わってしまうのかは僕の経営手腕次第だと思う。プロのエンターテインメントになるための挑戦だと考えてます」と次なる目標に向かうためのステップだと述べた。

「今の自分に足りないものは知名度。もっと知名度が欲しい。まだ自分が動かないといけない部分が多いんで、試合はビッグマッチ中心に抑えて、社長業っていうかリング外の仕事のウエートを増やしていこうと。関西のローカル番組に毎週レギュラーで出るぐらいにならないと。そうなれば大阪プロレスに発展につながるし、そういうチャレンジをするという意味で準備に入るという意味もあります。次の時代のことを考えて、リング上で自分が中心になるのは3年で、そのあとは一歩引こうかなって考えてました。だから計画通り」とマイナス思考でないことを強調した。

「大阪プロレスを楽しんでいただけるのはうれしいですけど、大阪プロレスのファンだということをもっと誇れるような団体にしていきたい。そのための次なる挑戦です」と語り、最後に「引退じゃないですから。試合は減りますけど、その分、皆さんに楽しんでいただける闘いを、凄いって思ってもらえる闘いを、全身全霊を込めてお見せしていきます」と締めくくった。

橋爪哲也

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