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2025-09-13

9・28群馬・甘楽中学校体育館で開催する「かんらプロレスフェスタ2025」に向けて、FUMAが語る甘楽町の魅力【週刊プロレス】

今年も9月28日(日)群馬県甘楽中学校体育館で「かんらプロレスフェスタ2025」が開催される。'23年に甘楽町初となるプロレス興行を開催して今年で3度目となるが、大会の発起人となったのがBASARA所属で甘楽町在住のFUMAだ。
 プロレスラー15周年を迎えたFUMAは、登山家としての経験で得た考え方をベースに、養蜂家、農家、猟師としても活動。「自然豊かな場所でひっそりと暮らしたい」との思いで'21年に神奈川県から甘楽町に移住した。最初こそ“プロレス色”を抑えて生活することを考えていたが、徐々に「プロレスラーとしての経験を生かしたい」との思いが生まれたという。
「段々と過疎が進んでいくような地域なので、いままで培ってきたプロレスの活動を通して、地域活性化にもつなげていきたいという思いが移住して2年くらい経ってから芽生えてきてたんですよね。そんななかで役場の方からプロレスの大会をやってみましょうっていうお話をいただいたので、タイミングが良かったですね」
 甘楽中学校体育館での大会開催は「甘楽町のなかで一番プロレスをやるのに適している」との事情の一方、自身が子供のころに家の近所で初めて観戦したプロレスがきっかけでプロレスラーを志した経験から「甘楽町の子供たち、そして町の方々にも見てもらいたい」との思いも強い。そのため、例年は大会前にプロレス教室もおこなっている。
「いまはプロレスラーにもいろんな形があると思います。自分や関根(龍一)さんみたいに農業やりながら活動する選手もいますし。自分はいまのスタンスが合ってるなと思ってます。選手として頑張りつつ地域に寄り添ったプロレスラーを目指していきたい。普段BASARAを見に来てくれるファンの人が甘楽町に足を運んでくれる理由になったらいいなと。過去、2回やってきて手応えはあったので継続していきたいですね」
 現在発売中の席種は指定席3000円(当日3500円)、自由席2,000円(当日2500円)。中学生以下自由席1,000円(当日販売のみ)。「多くの人に甘楽町の魅力を知ってもらいたい。東京から来てくれる方々にも伝えていきたい」との思いで、遠征をしやすい価格設定にしているという。
 最後に甘楽町地域おこし協力隊としても活動するFUMAに甘楽町の魅力を語ってもらった。
「甘楽町は東京からそこまで遠いわけでもないんです。じっさい僕もBASARAの大会の日は日帰りできる距離(車・電車ともに2時間弱)。東京から気軽に来られるけどすごく自然が豊かだったり。泊まりに来られる方は星もすごく綺麗なのでぜひ見てもらいですね。ただ甘楽町には宿泊施設が1つしかないので(甘楽ふるさと館)、富岡市に泊まっていただくのもいいかなと。ちなみに富岡市には世界遺産の富岡製糸場もあるので、遠征がてらぜひそちらも見ていただきたいですね」


「かんらプロレスフェスタ2025」
★9月28日(日)群馬・甘楽中学校体育館(13:00)
▼FUMA&関根龍一vs田中将斗&関本大介
▼木髙イサミ&下村大樹vs塚本拓海&ヤス・ウラノ
▼中野貴人&井上彪流vs藤田ミノル&MAZADA
▼中津良太&浜亮太&那須晃太郎vsトランザム★ヒロシ&ツトム・オースギ&バナナ千賀
▼風戸大智vsSAGAT
▼神野聖人vsリル・クラーケン
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