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2025-09-20

【マリーゴールド】MIRAIが10・13後楽園でマリーゴールド退団。結果を出せず苦悩「やりたいこと、あきらめてきたことをもう一回叶えられないかなって」【週刊プロレス】

マリーゴールド退団を発表したMIRAI

女子プロレス「マリーゴールド」のMIRAIが9・20新木場大会で、10・13後楽園を最後に退団することを発表した。

昨年5月の団体旗揚げからリング内外で活躍してきたMIRAIだが、シングル戦線ではベルトやタイトルといった結果を残すことができず苦悩。満を持して挑んだ5月のワールド王座挑戦(王者・林下詩美)も敗れ、「強い覚悟」をもって臨んだシングルリーグ戦「DREAM STAR GP2025」も最終戦を待たず、ブロック敗退に終わった。この結果を受け、MIRAIは9・14後楽園の試合後、「もう一度だけ自分と向き合いたい」と涙していた。

 同大会から1週間、MIRAIは「やりたいと思っていてできてないこと、いままでやりたいなと思ったけどあきらめてきたこととか、もう一回かなえられないかなって気持ちも沸いたし、一回小川さんのもとを離れてプロレスしてみる時間を経験してもいいかなって。自分自身、どこまでやれるかなっていう思いもあります。だから、MIRAIは小川さんから巣立ちます。マリーゴールドを退団します」と明言した。

「やりたいと思っていてできてないこと、いままでやりたいなと思ったけどあきらめてきたこと」に関して「いまは言わないでおきます」と語ったMIRAI。一方で「10・13後楽園までに試合したい相手は?」という問いかけには「デビュー戦の相手を務めた選手たちと試合がしたい気持ちはあります」と南小桃、山岡聖怜、山﨑裕花らマリーゴールドの未来を担う若手たちとの対戦を望み、10・4宇都宮を舞台に実現する見込み。また10・13後楽園の所属ラストマッチは桜井麻衣とのミライサクで野崎渚&CHIAKIのダークネス・レボリューションと激突することが決まった。

「笑顔で終わりたいです。とか言いながら泣いちゃうかもしれないけど(笑)。あと5大会、最後までMIRAIらしく闘いたいと思います」

 9・21ぬまづ、9・23大阪、10・4宇都宮、10・11大阪、10・13後楽園ホール。“マリーゴールドのMIRAI”を見られるのも残り5試合。団体最高峰王座マリーゴールド・ワールドを狙える実力者であり、後進の指導にも力を注いできたMIRAI。旗揚げ2年目に突入したマリーゴールドにMIRAI退団はどんな影響をもたらすのか。そしてMIRAIはどこに向かうのか。

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