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2025-11-24

【令和8年初場所予想番付】

朝乃山は9場所ぶりに幕内に帰ってくる

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一山本の新三役はなるか? 朝乃山が1年半ぶり幕内へ

安青錦が大関に昇進し、前頭は17枚目までに。関脇以下は順席が同じだと半枚上がったように見えるので、全体には「大きく上がって、あまり落ちない」印象の番付になる。
 
関脇は顔ぶれが変わって、霧島と髙安になる見込み。関脇で1点負け越しの王鵬が小結に留まる。ここまではいいが、問題は西の小結だ。
 
単純な星の比較で強いのは東7枚目で11勝を挙げた一山本だ。もし上がれば新三役。ライバルとなるのは西2枚目で8勝の若元春だ。一山本は11月場所、その若元春や義ノ富士に直接対決で勝っているが、三役との対戦は一番もない。若元春は上位陣総当たりでの8勝だけに、そこを重視するなら、上位での実績の高い若元春に三役の座が行く可能性も。上位総当たりでの小さい勝ち越しを取るか、三役と当たっていない中位の大勝ちを取るか、この判断がどうなるかは見もの。
 
また、最近はこういう「大きめに上がって、あまり落ちない」という番付になるときは、上位総当たりで大負けした力士の下げ幅が抑えられる傾向が強いので、平戸海、欧勝馬あたりが大負けした割には下がらないのではないかと予想する。
 
先場所に続いて大変なことになりそうなのが、十両の上位だ。11月場所では幕内に上がって不思議のない星の力士が何人も出たが、幕内から落ちる星の力士は3人ほど。こうなるとやはり、千秋楽の入れ替え戦的対戦の結果を判断材料にするしかない。すると琴栄峰と藤青雲が涙をのむことになるか。朝乃山が9場所ぶりに幕内復帰の見込み。
 
また、十両と幕下の入れ替えは、幕下上位の好成績者が少なく、3人ほどになるか。出羽ノ龍と一意が関取の座を射止めそうだ。

令和8年予想番付

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