
家にいる時間が多くなっている今こそ、野球を学ぶ時間を増やしてみてはいかがだろうか。毎週、ベースボール・マガジン社発行の野球の知識や考え方を深める書籍を紹介していく。今回は『井端弘和の遊撃手「超」専門講座』(井端弘和・著)、『荒木雅博の二塁手「超」専門講座』(荒木雅博・著)の2冊を取り上げる。

著者:井端弘和
価格:1,600円+税
2019年9月4日発売
A5判並製・160頁
ISBN:978-4-583-11235-0 C2075

著:荒木雅博
価格:1,600円+税
2020年5月7日発売
A5判並製・160頁
ISBN:978-4-583-11268-8 C2075
NPB史上最高の遊撃手、最高の二塁手は時代によって、または人によってさまざまだろう。しかし、史上最高の二遊間コンビを挙げるとすれば、圧倒的に「アライバ」が表を集めるだろう。
山田久志監督時代の2002年から二遊間のコンビを組むようになり、1度の日本一(07年)、4度のリーグ優勝(04、06、10、11年)を果たした落合博満政権下では盤石な強さの象徴となった。
遊撃手としてゴールデングラブ賞7度受賞の井端弘和、二塁手として同6度受賞の荒木雅博、それぞれが専門のポジションについて記した『「超」専門講座』は、ポジションの特性の解説から始まり、キャッチボールや構えといった守備の基本から、さまざまな打球やプレーへの対応、守備体形の考え方など、基礎から細部まで教えてくれている。
もちろん、自分の専門のポジションを読めばそれだけで勉強になるが、2冊とも読むとより一層野球への理解が深まることは間違いない。
本書は、それぞれの立場から「アライバコンビのプレー」について触れている個所も多い。
例えば井端氏は、セカンドゴロを荒木氏が捕球し、グラブトスして井端氏が一塁へ投げるプレーについて「荒木の選択肢を一つでも増やしておけば、アウトにできる可能性は高まる」という発想から生まれたものだと語る。また、荒木氏は井端氏について「自分の右腕以外にもう1つ、投げるための右腕を持っているような感覚」と記している。
ファンを魅了した華麗なコンビネーションプレーがどのような意図で出来たものなのか、プレーヤーでなくとも興味深いのは間違いない。
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