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2026-04-25

林下詩美がマリーゴールド退団を発表。所属ラストは5・23大田区総合体育館【週刊プロレス】

マリーゴールド退団を発表した林下詩美

ビッグダディこと林下清志さんの三女でプロレスラーの林下詩美が4月25日、所属する女子プロレス団体「マリーゴールド」を退団することを発表した。

’24年3月にスターダムを退団した詩美は同年5月のマリーゴールド旗揚げに参加。エースとして最高峰シングル王座マリーゴールド・ワールドを戴冠を果たすなど団体をけん引してきた団体の中心選手。現在、マリーゴールドは“プロレス界のアイコン”岩谷麻優、“未来のエース”ビクトリア弓月ら主力選手の負傷欠場が続くが、エース退団という更なる、そして超ド級のピンチに見舞われた格好だ。

この日おこなわれたマリーゴールド後楽園ホール大会で現ワールド王者・青野未来のレッドセンセーション(変型ワンセコンドEX)に散った詩美。その試合後、マイクを握り、イチプロレスラーとして「今以上に羽ばたく」ためにマリーゴールドを退団。新たな闘いに打って出ることを明らかにした。
退団を決意したのは昨年大みそかの新宿FACE大会だった
退団を決意したのは昨年大みそかの新宿FACE大会。同大会では、団体内の年間MVP・ベストバウト・各賞を表彰するマリーゴールド大賞が発表されるの通例になっているが、そこで詩美は敢闘賞を、詩美から昨年の10・26両国国技館大会で真紅のベルトを奪った青野がMVPを受賞した。

’25年1・3大田区で“最強外敵”Sareeeからワールド王座を奪い返し、タンク、ボジラ、MIRAI、彩羽匠らバラエティに富んだ挑戦者との防衛戦で団体を盛り上げてきた。10・26両国で青野に敗れたとはいえ、自分こそがマリーゴールドを盛り上げてきた、そんな自負を抱いていた詩美だったが、「言ったら“頑張ったで賞”」という認識の敢闘賞だったことに落胆。リング上で、そして控室でも悔し涙が止まらなかった。そしてその時、「何かを取れなかったことに、これだけ悔しい気持ちが自分のなかにある」ことを再認識できたと振り返る。

詩美「マリーゴールドでは下の子たちの成長を促し、見守ることが多くて、自分自身の頑張りたい欲が埋もれがちだったんですがけど、大みそかの授賞式で自分の欲を再確認できた。下の子の成長を見守る林下詩美じゃなくて、プロレスラーとしてもっともっと上に目指す林下詩美でありたい。ワガママかもしれないけど、マリーゴールドにいたら限界があると感じて、退団を決めました」

詩美は今後に関して「頭にはあります。でも、どうなるかわからないし、まだ口には出せないという感じです」と明言を避けた。

エース退団まであと1カ月。冒頭に記したように現在、マリーゴールドは岩谷や弓月らタイトルホルダーが負傷欠場を余儀なくされ、グラビア出身の勇気みなみの4月20日付退団も発表されたばかり。そんななかでの詩美退団。時系列で言えば詩美が退団を決めた時期のほうが早いとはいえ、“女子プロレス黄金の花園”に逆風が吹き荒れている格好だ。

ロッシー小川代表は詩美退団に関して「入団の分だけ、退団があると思ってますし、起きたことより、それをどうやってカバーし、埋めていくか。それに代わる明るい話題を出すかの方が大事ですから」とすでに先を見ているが…。

間もなく旗揚げ3年目に突入するマリーゴールド。詩美を下したワールド王者・青野が王者でありエースとして団体を引っ張るのか、それとも新エースが台頭するのか。激動のマリーゴールドから目が離せない。
詩美はマリーゴールド旗揚げからエースとして団体をけん引してきた

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