
今場所一番の注目だった御嶽海の大関取りは、6日目に4敗目を喫して、来場所以降に持ち越しとなった。
※写真上=3日目に右まぶた上の裂傷を負った御嶽海が、4日ぶりの白星を挙げた
写真:月刊相撲
御嶽海は3日目の明生戦で右まぶたの上を裂傷。立ち合いで相手の頭が当たり、パックリと割れた。取組は流血しながらも勝ったが、「傷の影響は相撲を取ってみないとわからない」と言い残して病院へ。その日のうちに6針縫って、4日目からは大きな絆創膏を貼って土俵に上がった。
しかし、怖々取っている感じで、格下の大栄翔、隠岐の海、宝富士に3連敗。「自分がこんなに痛みに弱いと思わなかった。痛すぎて顔が上がってしまう」と泣きが入る。顔が上がれば上体が起き、腰も高くなる。御嶽海本来の低く下から押し上げる相撲が取れない。
7日目の相手は突き押しの琴勇輝。御嶽海は胸から当たり、顔は上がったままだが、気持ち腰を低くして細かく突っ張って前進。最後は押し出して連敗を3で止めた。
「足もしっかり出て、思った相撲が取れた。目の上の傷以外は元気なので、これも一つの試練と思って、これから頑張ります」と御嶽海。負け越してしまえば、先場所の優勝が無駄になってしまう。何とか10勝を挙げれば、大関取りは来年初場所につなげられるが、「そこは考えていない」と言う。
傷が開いたらまた縫えばいい、それぐらいの男気を見せて、後半戦は必死に戦ってほしい。
文=山口亜土
2025-11-24
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