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2026-09-04

【アメフト】Big3順当に白星、SEKUSUIはオール三菱に大敗、シルバースターも今季未勝利 Xプレミア第5節

【パナソニック vs 富士フイルム海老名】力強い走りでファーストダウンを更新するパナソニックRB立川=撮影:小座野容斉

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アメリカンフットボールの国内最高峰リーグ「Xプレミア」は、54日間のサマーブレークを終え、8月29日から後半戦に突入、29・30日の2日間に、第5節の5試合が開催された。「BIG3」のオービックシーガルズ、富士通フロンティアーズ、パナソニック インパルスが揃って勝ち、オービックが5戦全勝・勝ち点15で首位、富士通フロンティアーズが4勝1敗・勝ち点12で2位、パナソニックインパルスが3勝2敗・勝ち点9、得失点差で3位となった。


エレコム神戸ファイニーズはオービックに敗れ、3勝2敗・勝ち点9で4位、ノジマ相模原はオリエンタルバイオシルバースターに快勝して、2勝2敗1分け・勝ち点7で5位に浮上した。昨季9位のオール三菱ライオンズは昨季3位のSEKISUIチャレンジャーズにアップセットして、2勝2敗勝ち点6で6位。

富士フイルム海老名ミネルヴァAFCはパナソニックに、IBMビッグブルーは富士通に、それぞれ敗れて2勝2敗・勝ち点6。富士フイルム海老名がIBMを直接対決で破っているため、富士フイルム海老名が7位、IBMが8位。

今節は試合がなかった東京ガスクリエイターズは1勝3敗・勝ち点3で9位。SEKISUIはオール三菱に、シルバースターもノジマ相模原に敗れて共にまだ未勝利。4敗1分けのSEKISUIが勝ち点1で10位、4敗のシルバースターが勝ち点0で11位となっている。
【富士通 vs IBM】第2Q、富士通QB高木が自らボールをキープして7ヤードを走りTD=撮影:小座野容斉


※Xプレミアの順位は勝率ではなく勝ち点で決まる。
レギュラーシーズン終了時に勝ち点数が並んだ場合は以下の条件で順位が決まる。
【1】勝ち星数
【2】当該チーム間の直接対決勝敗
【3】当該チーム同士が対戦した試合の総得失点差(1試合の最大得失点差の上限なし)
【4】当該チームのリーグ戦全試合の総得失点差(1試合の最大得失点差は20点) 

QB須田躍動、王者パナソニックが強さ見せつける
【パナソニック vs 富士フイルム海老名】パスで3TD、ランでもチームトップと、本来の能力を見せたパナソニックQB須田=撮影:小座野容斉


パナソニック インパルス ○33-0● 富士フイルム海老名ミネルヴァAFC 
8月29日@MKタクシーフィールド(大阪・吹田市)

パナソニックが強さを見せつけた。前節に続いて、2試合連続の先発となったQB須田啓太が、パスで3TDに加え、ランでもチームトップの62ヤードと躍動した。パナソニックはRB立川玄明も元気な走りを見せて、富士フイルム海老名のディフェンスを圧倒した。サマーブレーク中にエースQB交代があった富士フイルム海老名。新QBが欧州リーグでのプレーが残っているためまだ来日できず。ファーストダウン更新わずか2回と完全に封じ込まれた。


オール三菱が48得点で金星、昨季3位SEKISUIは泥沼の連敗


オール三菱ライオンズ ○48-21● SEKISUIチャレンジャーズ
8月29日@富士通スタジアム川崎


昨季9位のオール三菱が、戦前の予想を覆す金星を挙げた。オフェンスの軸となる新QBのデマーカス・アイアンズJr.とRBアイザイア・マルコムが活躍。さらに、RB中野哲也、QB水越直で3TDを記録した。ディフェンスも大型DEタイジ・アルストンが2QBサック、後半にはLB海﨑琢、奥瀬友也、DB野口大二郎が3インターセプトを奪い、SEKISUIの反撃を封じ込めた。昨季3位のSEKISUIは、昨年11月に強敵・富士通を撃破した「思い出の地」川崎で再起を図ったが、完敗。チームはその試合を最後に、公式戦で勝ち星がない。


新TEバーカーがビッグな3TD、健闘のIBMを突き放す
【富士通 vs IBM】第4Q、富士通TEバーカーがこの日3本目のTDパスをレシーブ=撮影:小座野容斉


富士通フロンティアーズ ○41-19● IBMビッグブルー
8月30日@青葉の森陸上競技場(千葉市)

富士通の新TEダニエル・バーカーが大活躍し、勝敗を決めた。過去数年は富士通の圧勝が続いていたこのカードだが、IBMは富士通のオフェンスを冒頭から3シリーズ連続で無得点に封じるなどディフェンスが奮闘した。オフェンスでもQB政本悠紀からWRホーン・リースへの巧みなパスで2TDを奪い、互角の勝負を演じた。しかし、富士通は、QB高木翼からバーカーへの新ホットラインが開通。バーカーは長身とスピードでワイドオープンとなり、65ヤード、43ヤード、32ヤードと、高木からのロングパスで3TD。粘るIBMを突き放した。

オービック最終盤の逆転勝ち エレコム神戸は大魚を逃す

オービックシーガルズ ○24-21● エレコム神戸ファイニーズ
8月30日@MKタクシーフィールド(大阪・吹田市)


オービックがかろうじて唯一の全勝を守った。エレコム神戸は、合流したばかりの新外国人QBザビエル・ブロックが第1QにパスTDを決めて以降は、オフェンスが封じ込まれた。しかし第4Qに、パントブロックTDと2点コンバージョン成功、さらにQBブロックのTDランで逆転した。オフェンス獲得ヤード、ファーストダウン更新数で大きく上回っていたオービックだが、ターンオーバーやキッキングのミスで加点が出来ず。窮地に追い込まれた試合残り1分でエースQBピアース・ホリーが、WR佐久間優毅に39ヤードの逆転TDパスを決めて、勝利をつかみ取った。

ノジマ相模原ラン269ヤードで快勝 シルバースター初勝利は遠く
ノジマ相模原ライズ ○31-7● オリエンタルバイオ シルバースター
8月30日@相模原ギオンスタジアム

地力で上回るノジマ相模原ライズが快勝した。第1Qの3回のオフェンスシリーズを、いずれもQBカート・パランデックのTDパスで締めくくる理想的な展開。その後もランプレーを軸に試合をコントロールした。エース吉澤 祥が11回96ヤード。星野真隆が12回75ヤード、清水誠が10回63ヤードなど、チームのランを269ヤードまで積み重ねた。序盤3試合勝ち星がなかったノジマ相模原はこの勝利で5位に浮上。一方のシルバースターは、米国人QBコナー・レーガンが3インターセプトを喫する乱調で4連敗。今季のフットボールがなかなか見えてこない。

【小座野容斉】

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