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2026-09-05

【競泳/日本学生選手権】村佐達也が100m自由形で日本新記録!

400mフリーリレーで中央大の優勝に、両腕を上へと突き上げて喜びを表した村佐。「第一泳者で勢いを作るのが役目だと思っていたので、うまく引き継げて良かった」(写真◎毛受亮介/スイミング・マガジン)

9月3~6日、大阪・門真市で行われている日本学生選手権。村佐達也(中央大2年)が、100m自由形で47秒83の日本新記録を樹立した。大会2日日の最終種目として行われた400mフリーリレーの第一泳者としてマークしたもので、松元克央(ミツウロコ)が保持していた2023年の記録を100分の2秒上回った。

前日に行われた個人種目の100m自由形では、47秒95で日本学生新記録をマークするとともに、日本記録まで0秒10と迫った。レース後、村佐は「初めて47という数字を見て、速い!と思いました」と喜びをあらわにしながらも「でも、松下選手(知之=東洋大3年)が400m個人メドレーで日本新を出したので…」とまだ満足してはいない様子。「日本新を出すチャンスはこれから先ありますし…なんなら明日の400mフリーリレー、もし第一泳者でいくのであれば、僕が必ずタイムを上げたいと思います」と、リレーでの日本新樹立を予言していた。

この日、リレーの前に個人種目の200m自由形に出場した村佐は、1分45秒09で優勝。昨年自身がマークした大会記録を更新する好記録ながらも、目標としていた1分44秒台にわずかに届かず。アジア大会を控えた段階でのこの記録は「十分」ととらえながらも、レース直後は複雑な表情を見せた。

だが、そのあとに400mフリーリレーがあることで、村佐は奮い立ったという。「200m自由形は悔しかったけれど、自分が暗い表情をしているのが一番みんなに迷惑がかかってしまう。200m自由形が終わってチームに戻ったところから、とにかく明るい顔でリレーに行くぞ、と持っていきました」と、リレーのモードへとすっぱり切り替えた。

そしていよいよ本番。「前半はすごく落ち着いて、昨日と同じように泳げた」という村佐は、前日より0秒04速く折り返すと、後半は一段とギアを上げた。「隣の松下選手も少しずつ上げてきているのがわかったので、それで僕も後半さらにいけたと思います」とトップで第2泳者に引き継ぐと、電光計時板に表示された47秒83に、水を豪快にたたいて喜びを爆発させた。

リレー優勝を仲間と喜び合ったあと、村佐は「昨日出したタイムをまた超えられたのは、本当に自分の成長だなと思います。でも、これから先、戦っていくために止まっている暇はないと思うので、さらに上を目指していきたいです」ときっぱり。インカレでの成果を手に、挑むはアジアの頂点となる。

取材・文◎按田 薫[スイミング・マガジン]

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