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2026-09-09

DDT9・13後楽園10周年記念大会全カードの見どころを上野勇希自身が解説②ウニホタテ大トロ祭りを味わってください【週刊プロレス】

9・6仙台ではTo-y&武知と出陣

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新たなる関節技が生まれる臨床実験
HUBさんと組む僕の欲張りマッチ

▼3WAYマッチ
青木真也vsHARASHIMAvs彰人

――これは見ての通り、テクニシャンのお三方です。

上野 このカードもシャワーの時に出ていたんだっけかな。3WAYマッチって、運動能力の掛け算みたいなものが見どころになることが多い印象があって、相手の技に対するカウンターが入り乱れていくのが面白いと思うんですけど、グラウンド、サブミッションの能力が高い3人が揃ったら、新しいサブミッションが生まれるんじゃないかと。僕の脳味噌では考えられない新しい人体破壊法がこの日に生み出されるんじゃないか? そういうのを見たいと思って浮かびました。だからこの一戦は研究としての実験マッチ。僕としては理科のイメージです。その中でもHARASHIMAさんはもちろん、青木さんは飛ぶこともできるし、彰人さんに関しては僕、スワンダイブをやってほしいっていつも言っているんですけど、そういう無限の可能性もある。まっすぐに3WAYとしての読み合いも起こり得るだろうし、この3人が本気を出せば新たな関節技が1個増える日になる。それほどの創造的な一戦になることを狙っています。

――STAP細胞はあります!みたいな。

上野 そうそう! 僕たちにはもはやわからない専門家レベルの試合。今までやり尽くしている中で、ヒジを曲げるのって一方向しかないわけですけど、この3人の手にかかったらSTAP細胞級の新たなる人体に関する発見があるかもしれない。それがワクワクするんで、3人の名医の臨床実験をみんなで見させてもらい、別になんらかの結果を求めているのではなく、どんな化学反応が起きるかの実験です。


▼スペシャル6人タッグマッチ~ノータッチルール
上野勇希&HUB&佐々木大輔vsイルシオン&夢虹&佐藤大地

――自身と勝俣選手のシングルマッチからスタートしたにもかかわらず、ここにも上野勇希が入っています。

上野 まず、HUBさんには出ていただきたいというのがあって、そこはシングルマッチという選択肢もあったんですけど、やっぱり大阪プロレスのルチャですごいことをやっていた方だからノータッチルールの闘いが見たい。だとしたら6人タッグだよなってなったんです。そうなると佐々木さんが、過去にHUBさんと組んだ印象が残っていて、この2人が並んでいる姿がまずカッコいいよなと。そこにもう1人となったところでちょっと悩んだんですけど、この2人と並び立つ人って誰かなって考えて、けっこう思い浮かばなかった。ほかにいくつか選択肢はあったんですけど、ちょっと難かしいところもあって、対戦相手にはD GENERATIONSの子たちに当たってほしいっていうのが先に出てきた。僕がカッコいいと思う人と当たることで、シンプルに自分の肥やしにしてほしいし、一周回ってもっと自分の中のカッコいいを信じてもいいんだよっていう思いもあった。まあ、イルシオンはDAMNATION T.Aだけど、ここは我慢して組んでくれよと。そうしてこの3人を並べたら、僕自身が闘いたいなと思うようになってきて。考えてみればHUBさんと組んでみたいっていうのはずっと持っていた思いだったから、それならこの中に入ればいいって思ったんですね。この2人と並べる人間、D GENERATIONSと闘う姿を見たい人間って誰だろうというところでもハマったし。抜け穴というか、そうだ、こうすればいいんだ!っていう決まり方でした。まあ、佐々木さんとはだいぶ闘ってきて、組んだことなんてないから組みたいとなった時、こういう時でもなければ組むこともないなと思って。

――あんなヒドい目に遭わされながら組みたいと思うんですか。

上野 そこは怖いもの見たさというか。でも、HUBさんと佐々木さんは僕の中でもすごい人っていうのがあるから全然嫌じゃないんで。だから若い3人と対戦することも含めて、このカードは僕にとっての欲張りマッチなんですよ。

――HUB選手に対するこだわりを詳しく話してください。

上野 タケが「大阪プロレス、面白いから見てみなよ」って教えてくれのがきっかけで、それはデビューしてからだったんですけど、まったく知らない状態で見たらHUBさんの試合ばかり見ていたんです。中でも衝撃を受けた技がWRで。初めて「この技を自分でもやってみたい!」って思うぐらいにカッコよかった。見た目がすごいし、威力も絶対にヤバいしで。それで密かに練習して、これならスリーカウントを獲れるとなった時から使い始めました。自分がやっても恥ずかしくないところまで高められたと思えるまでは使わなかった。面識もなかったHUBさんにツイッターのDMを送らせていただいて「使わせていただいてもよろしいですか?」ってお願いしたら、快く受け入れていただいて。WR以外でも技のチョイスに関しすごく影響を受けているし、とにかく何よりもカッコよさに今でもあこがれている。僕の中でのカッコよさの最強はHUBさん。それで松井さんの興行でシングルマッチもさせていただいて、試合をしながら「やっぱ、カッコええわー」ってなりました。WRを使わせていただいているところでの感謝以上に、僕が思うカッコいいプロレスラーと後楽園でやれる…DDTを好きな人たちに、僕が思うカッコいいを見てほしかったんです。

――デビューしたあとに知ったんですね。いや、上野選手はデビュー戦でダイビング・ボディープレスを使っていたから、HUB選手の猛毒波布空爆の影響で使ったんだと思っていたんです。でも、その時はまだ知らなかった。

上野 その時は、何もできない中で唯一あったのが跳躍力だったので、それを生かせるのは何かというところでのボディープレスだったんです。

――偶然だったんだ。でも今は、HUB選手を意識して使っていますよね。フォームが似てきているし。

上野 そうですか!? そこはマネようということじゃなく、HUBさんのスプラッシュがカッコいいから自分もカッコいいスプラッシュをしたいと思って毎回飛んでいるだけで、そこは無意識の意識でそうなっているんでしょうね。やっぱり、たどり着けていませんから。HUBさんのスプラッシュって加速するじゃないですか、重力が増すように。その謎はまだ解明されていないんで。

――HUB選手とのタッグをカリスマに邪魔されないよう、祈るばかりです。

上野 佐々木さんは僕の不幸を願っているとは思いますけど、野暮な人ではないと思っているんで。ここでそういうことを言ってしまうと逆をいかれるのは困るので、ここは「佐々木大輔は野暮じゃない」だけに留めておきます。


ヨシヒコが食われかねない3人
橋本&須見は橋本&岡の相似形

▼スペシャルタッグマッチ
MAO&ヨシヒコvs平田一喜&武知海青

――これはシャワーの中で決まったカードですね。海青選手には、ヨシヒコ選手と対戦することは会社が打診するまでは言っていなかったんですか。

上野 はい。海青って体育会系の極みで、先輩がやれって言ったことはやる人間なんです。もちろんその絡みが注目されるとは思いますけど、平田さんもMAOちゃんも何が起こるかわからないという方向に広げるのが得意だから、一面的な期待感に収まるとは思えない。それぞれの個性が煌めいてほしいカードなんで、ヨシヒコ先輩と海青のマッチアップ以上のものが起こり得る4人だと思っています。

――上野選手は、ヨシヒコ選手とどんな関係性を築いてきたんでしょうか。

上野 僕はそんなに当たっていないんですよ。2、3回ぐらいなんで、いつかはシングルで向き合わせていただかないといけないんですけど、今だから言いたいのは、ちょっと最近、クリエイティブを怠っていませんかっていう話で。コロナの頃とか斬新すぎるほど斬新なクリエイティブをしていたことを思うと、最近は落ち着いている感が僕にはある。ぶっちゃけ、この3人の中に入ったらヨシヒコ先輩でも埋もれちゃいますよという僕からの提言ですよね。

――もはやヨシヒコというだけで持っていける時代ではないと。

上野 そうです。これほどの4人だから、誰もが影に埋もれてしまう可能性があるけっこうシビアな顔合わせなんですよね。だから実際にやってみたら、バチバチな闘いになるんじゃないかと思っているんですけど。

――1年前にヨシヒコ選手が平田選手のKO-D無差別級王座に挑戦した時、話を聞いたら危機感は口にしていました。これほど時代が流れ、新しい選手がどんどん台頭してくる中で自分は立場的に埋もれやすい位置にいるからと。だからベルトを獲りたいという思いを吐露していたんです。

上野 そうだったんですか。やはりプロレスラーですから、そういう自覚はあったんですね。だとしたら安心しました。キャリアを重ねるごとに尖りがなくなるっていうのはよく聞く話じゃないですか。僕なんかは10年目なんで、まだまだ尖っているとは思うんですけど、ヨシヒコ先輩はもう20年以上やっているから、気持ち的に上を目指そうと思わなくなったとしても不思議ではない。あのあと、長期欠場もありましたからモチベーションを失っていないかという心配の気持ちもあったんです。でも、その話を聞いたらヨシヒコ先輩のやる気次第でこの試合自体が変わりますよ。海青と遭遇することで、ヨシヒコさんの中で血が騒いだりしたら面白くなる。

――それこそ「俺が勝ったらTHE RAMPAGEのライブに出せ」ぐらいのことは言ってもいいでしょう。

上野 うん、それぐらいの貪欲な姿を見てみたい。ヨシヒコ先輩が今まで以上に上がるかどうかという角度で見たら、この試合はけっして海青のチャレンジマッチ的なものではないんだと思います。


▼スペシャルタッグマッチ
KONOSUKE TAKESHITA&To-y vs橋本千紘&須見和馬

上野 これはですね、けっこう紆余曲折を経た発想によるカードですね。

――大前提としてKONOSUKE TAKESHITA絡みのカードというところから始まったんですよね。

上野 はい。そのカードをどうするかって考えた時に、まずTo-yと組んでほしいというのはあって、タケと橋本さんの絡みはここでしか見られないけど、僕はTo-yと橋本千紘っていうのにもワクワクというか、想像できない面白さがあると思ったんです。To-yって意外とパワーあるし、意外とデカいし、ちゃんと強烈だし声はデカいし、でも見た目はなんとなく弱そうという意味のわからない存在でいる。そういう人間が橋本さんと絡んだらと考えると、楽しみなんですよね。久々に組むということで、タケが引き出すTo-yというものがいっぱいあると思うし、TAKESHITA&To-y組でしか見られないものもあるはず。そうなってくると、橋本さんのパートナーがけっこう重要になってくるわけで、この3人の中に入ったらなかなか輝ききれないまま終わってしまう可能性もある。でも、須見ならタケと闘った時に9割8分は空中に投げられている姿が想像できてしまって、そこで体勢を入れ替えたりしたらものすごい爆発力を生み出すと思うんですよね。そこに期待で。あとはTo-yとは手が合うというか、いつ見てもあの2人の試合はメッチャ面白い。だからこの中に須見が入ったらすごい試合になるというところに落とし込めた。まあ、付け加えるとすれば、本当に1%だけ橋本さんのパートナーとして岡優里佳さんに似ているというのが入ります。

――それは私もかねてから思っていたことです。あの2人って相似形ですよね。

上野 試合が面白くなる上に、須見が入ったことで見栄え的には橋本&岡組になるという。YouTubeの「仙女魂」は僕も見ていますけど、会話の感じとかも岡さんと須見は似ている気がしていたんでパートナーとしての理由は1%…いや、5%は入っています。やってみたら橋本さん、須見の扱いがすごくうまいかもしれません。須見って、知らない人が見たら「なんだこいつは!?」って思うぐらい奔放なところがあるんですけど、橋本さんとだったら岡さんで慣れているから逆に息が合って、嵐が巻き起こるんじゃないかという期待。

――いやー、そこに着眼しているとは思わなかったです。TAKESHITA選手の相手として橋本千紘というのはすぐに浮かんだんですか。

上野 そうですね。そこはTAKESHITA大喜利というか、誰とやったら面白いかがどんどん巡ってきて、いろんな選択肢がある中でパワーとパワーの対決を見たいというところでした。

――よく浮かんだなと思います。橋本選手が竹下幸之介とやっていた頃のことが印象に残っていたとか?

上野 仙女、すげえ!っていうのはALL OUTとやっていた頃から印象としてあったし、仙女魂に引っ張られて最近の橋本さんのタイトルマッチもやっぱり見ちゃうし、なんなら僕は橋本さんにD王GPで負けているので身にも染みているんで、この試合に関する発想とは別に橋本千紘というプロレスラーの存在はあったんです。だから、あの頃があって、それをもう一回見たいという意味はないですね。TAKESHITAは物理的にも名実的にも当時と比べて大きくなっていて、橋本さんも女子プロ最強と言われるぐらいに存在感がデカくなっている今、ここでぶつかったらどうなるんだろうなというところです。

――世界規模で注目される顔合わせですよ。

上野 それほどの巨大な存在の横にいるTo-yっていうのが、また最高。巻き込まれることで訳わかんなくなって、奇人として常識から外れた域にこの一戦でさらにいってほしい。僕はTo-yにもすごく感謝していて、日頃一緒にいてくれて、すごく僕の精神を救ってくれている。だからこの試合は、TAKESHITAvs橋本を見たいだけじゃなくて、To-yにいかに奇人になってもらえるかという怪奇派の進み方として無茶してほしい。肺にある空気をすべて吐き出してもらって…あと、須見は「天翔ける天空聖者」ですから(8・17神田明神ホールにておこなわれた新世代バラエティー班発掘オーディション実技審査~4WAYマッチで、自身のキャッチコピーをつける場で須見が発表したフレーズ)。須見って、大人になってから考えた自分のキャッチフレーズがあって、それだったんです。だから僕はこの試合で須見に天翔けて(あまかけて)ほしい。このフレーズ、何がすごいかって“天”が2回出てくるところでしょ。

――編集者の立場で言わせてもらうと、一つのキャッチやタイトルの中に同じ言葉が出てくるのはボツです。

上野 僕はそれがすごく面白いと思ったんですよ。でも、須見本人はまったく面白いものとは思っていなかったんです。メチャ天然で、面白いねって言ったら「ええっ、マジですか?」ってきょとんとしていた。でも、面白い人間を決定するそういう場で言ったら受けて「上野さんが言っていたことがやっとわかりました。みんな、メッチャ笑っていました!」って嬉しそうなんですよ。それまでこっちの言っていることを信じていなかったのに。まあ、そんな2人のマッチアップだから見たいし。

――こうして見どころを語っていただくと、どれも一面的なテーマで収まらないものばかりですね。

上野 そうなんです。もう、いろんなものが詰まっている。


2017年7月4日のDNA後楽園の
メインイベントを忘れてはいない

▼メインイベント 上野勇希デビュー10周年記念試合~スペシャルシングルマッチ
上野勇希vs勝俣瞬馬

――その中でメインイベントはシングルマッチといたってシンプルです。シャワーを浴びていてパッと浮かんだと申しておりましたが、パッと浮かぶにしてもなんらかの動機、根拠はあると思われます。

上野 一番の種は2017年7月4日のDNA後楽園ホール大会での一騎打ちですよね。僕がデビューして1年も経ってない時に、後楽園のメインを瞬馬とやらせてもらったんですけど、僕からしたら青天の霹靂というか「えっ、俺!?」でした。まだまだ何もできなくて、とにかく一生懸命、体力の底が尽きるまでやることが、試合で唯一できることっていう人間がメインになった。しかもDNAの当時の体制に一区切りがつくというものだったじゃないですか。あの時は、キャリア的にも余裕があったわけではなかったから、僕は瞬馬の胸を借りた形だったわけですけど、2人で生き抜いたっていうか、2人だったから闘い抜けたという感覚が僕の中ですごく強くて、瞬馬も同じことを言ってくれた。本当、あの日はよう頑張ったよな、俺たちっていうのが残ったんですけど、そこからお互い大きくなって、10周年をやるんだったら、瞬馬とだよなっていうのは真っ先に出てきた。それはこの先、たとえばベルトを懸けたりトーナメントで当たったりした時とは違うもので、僕が勝俣瞬馬と試合をしたいと思って実現するところに価値があると思うんです。それには10周年大会という場が、現時点ではベストなシチュエーションだなって。

――あの一戦が本人たちの中にちゃんと残っていたのは嬉しいです。あの時、後楽園ホールはガラガラでしたが、いつの日か同じように2人でメインを張る日が来たら、その時は比べものにならないぐらいの観客で埋め尽くされてほしいと思ったので。

上野 あの一試合に限らず「FIGHTING GIG DNA」という試みの中で僕はデビューしたのに半年ぐらいで体制が変わって、この後楽園が最後だった。何もできない中でポスターを持って新宿中を歩き回り、水道橋周辺でもチケットを持って朝まで売り歩いたりして、その時点できる限りのことはやったつもりなんですけど、あの時はMAXと思っていても、今になったらもっとできたはずって思うのが悔しくて。それは、当時のエス・ピー広告…今のGLEAT・鈴木裕之社長に対しても、総合プロデュースをしていただいた佐々木敦規さんもそうですけどあの時期って、DDTの社外で関わってくださった人が多かった。それってものすごいエネルギーだったと思うし、それでも半年ぐらいで終わっちゃったのが、本当に悔しくて今も残っている。あの試合で緊張のパラメーターがおかしくなって、以後はプロレスの試合で緊張しなくなったほどのものだった。そこまでの思いをしながらなくなってしまったから、よけいに関わってくれたみんなが幸せになってくれたらいいなという心残りがあって、それがまずこのカードに対する思いとしてあるんです。あとは、サウナでずっと僕を支えてくれた勝俣瞬馬とTo-yがいて、僕がチャンピオンとしていっぱい防衛できたのも2人のおかげだし、試合が終わって駆け寄ってきて「上野、大丈夫?」って聞いてくれたり「すごい試合だったよ」って言ってくれることで僕は本当に救われた。

――キャリア的には先輩である自分がその役どころを当たり前のようにやっている勝俣選手は素晴らしいと、ずっと思っていました。

上野 そうなんです。今はこういう感じでやってもらっていますけど、実は先輩。タケもMAOちゃんもTo-yにしても、僕の周りはみんな先輩後輩でありながら、それ以前に友達としての関係を築けている。そこでの信頼っていうのがずっとあって、振り返れば練習生の時、瞬馬とベストストレッチで働いていた時期もあった。

――2019年10月に舞台「櫻農カプリチオ~櫻ヶ丘農業高校狂騒曲」をおこない、上野選手が座長、勝俣選手がそのサポートを務めたこともありました。

上野 そうそう、あの時も支えてくれて…なんか、ずっと支えてくれる人なんで本当に感謝で返したい。でも、それもいっぱい理由がある中での一つであって、何よりもこのカードを並べたらお客さんも満員になるやろっていう確信があるから、その人たちに勝俣瞬馬を見てほしいっていうのがあるんです。僕はみんなにすごく担いでもらったから、チャンピオンとして両国のメインに立たせてもらっているし、後楽園のメインも去年なんて毎月のように立たせてもらって、でもそれは僕がすごいからじゃなくて、そうやってDDTのみんなが担いでくれたからチャンピオンとしてやれたわけであって、その恩返しの一つが勝俣駿馬を見てもらうためのメインイベント。とにかく2人が楽しく、メッタメタにやれればいい。

――こうして全カードの見どころを聞かせていただいただけで満腹感がすごいです。

上野 だから僕も早く言いたくて、1ヵ月前から言いたいことの準備をしていました、ハハハ。それぐらいに自分自身がワクワクしすぎている。

――2026年のDDTにおける年間ベスト興行を狙えます。

上野 お寿司でいうと全部ウニ、ホタテ、大トロですから。それをたらふく食べてもらって、全部を楽しんでほしい。選手全員は僕のためになんていうのはなしにして、自分がやりたいようにやってくれたら、お客さんも楽しんでくれるからって伝えてあります。そんなウニホタテ大トロ祭りを味わってください。

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