
※練習の合間にリラックスした表情を見せる池江
写真◎小山真司/スイミング・マガジン
6月23日、東京の国立スポーツ科学センターにて、競泳・日本代表合宿の公開取材が行なわれ、各選手が夏に向けての現状を語った。
フランス・カネ、スペイン・バルセロナ、モナコと3カ所で行なわれた欧州グランプリに参加した中で注目を集めたのは、モナコ大会で日本記録を更新した池江璃花子(ルネサンス/淑徳巣鴨高3年)と、小関也朱篤(ミキハウス)。
池江は得意の100mバタフライで自らの日本記録を更新した(56秒23)レースを振り返りながら今後の目標について、「後半のラップ(29秒86 /前半50mは26秒37)は落とさず、(短種目の)50mバタフライの記録が上がってきているので、100mの前半をもう少し上げていければ」と語った。また、世界でもまだ2人しか踏み入れていない55秒台が見えてきたことで、「正直今年中に55秒台を出しておきたいですけど、なかなか狙えるチャンスも少ないので、来年の夏くらいまでに出したいと思っています」と、冷静に自身への期待を示していた。
池江は7月7、8日に行なわれる東京都選手権に出場予定。
一方、北島康介が保持していた100m平泳ぎの日本記録を6年ぶりに更新した小関は、落ち着いた表情で振り返った。
「出るとは思っていませんでしたが、これまで取り組んできたスピード強化が記録にようやく出た感じです。これまでは200mありきの100mでしたが、今は100mありきの200mという感覚で泳げています」と、自身の中での両距離の関連性の変化を説明。その上で「100は58秒前半までいける手応えをつかんできました。パワーはすでについていると思うので、100mでもよりテクニックを磨くことで記録を追求できれば」と抱負を語っていた。
8月に行なわれるパンパシフィック選手権(9~12日/東京辰巳国際水泳場)・アジア大会(18~24日)の日本代表が一堂に会して行なう合宿は、今回が最後であとは大会前に集合となる。それまでは各所属チーム、またはリレーチームの合宿などで、最終強化練習に臨むことになる。

練習後のダウンでチームメイトと寛ぐ萩野公介(中)
写真◎小山真司/スイミング・マガジン
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