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2020-09-23

【陸上】日本選手権展望・男子200m/ベテランの飯塚が軸に

充実の大学生勢も上位を狙う

 楽しみなのは学生陣が充実してきたことだ。GGPでは染谷佳大(中大4年)が3位に入り、安田圭吾(大東大3年)が4位に続いた。福井では安田が優勝し、上山紘輝(近大3年)が2位。桐生が20秒51の今季日本最高で走ったレースでは、水久保漱至(城西大4年)が自己記録となる20秒65で続いた。

 7月の東京選手権と福井に優勝した安田には強さが感じられ、日本選手権の実績では2年連続入賞している染谷が一番だ。スピードでは9月の日本学生対校選手権(インカレ)100m、200m2冠を達成し、100m10秒14の水久保が期待できる。また、上山と福井5位の笠谷洸貴(近大4年)の近大勢にはチームに勢いが感じられる。

 学生が代表経験選手たちを慌てさせるシーンが見られるかもしれない。

構成/寺田辰朗、編集部

※この記事は「陸上競技マガジン10月号」に掲載された内容に、加筆、訂正を加えたものです。

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