◆全日本実業団対抗陸上競技選手権大会/9月21日
女子短距離のベテラン、福島千里(セイコー)が約5カ月ぶりにレースに復帰。100m予選では12秒25(追い風0.6m)、目標としていた今年の日本選手権参加標準(11秒80)に届かず、決勝にもコマを進めることはできなかったが、4月のアジア選手権以来の実戦に、東京五輪に向け「ようやくスタートラインに立てたことをうれしく思います」と安どの表情を見せた。
写真上=約5か月ぶりにレースに復帰した福島
撮影/中野英聡(陸上競技マガジン)
これまで、オリンピック2回、世界選手権に4回出場を果たした第一人者は今シーズン、痛みを感じていた両足アキレス腱を癒すため、5月以降は走練習を控えてきた。
「とにかく(長い期間)走らず、(アキレス)腱を休めてきましたが、それは自分にとって競技人生のなかで一番大きな変化でした。その間は走らない分、できるトレーニングは継続して新しいトレーニングを試しながらやってきました。前の自分に戻そうとしているのではなく、新しい形を試しながらやってきました。今まで違うことは悪いことではないですし、そうして新しくやってきたものが、どこかのタイミングで合うこともあると思って、やっていきます」
痛みがない状態で試合を迎えるために5カ月要したものの、「本当は、良い形(記録)で恩返ししたかったのですが」とここまでこれたのは周りで支えてくれた方々がいたからこそと感謝の念を表した。
そして、来年の2020年東京五輪の舞台に立つには、今シーズンの経験を踏まえて、「無茶はしないけど、無理はする」スタンスで臨んでいくという。
「不安があれば(試合に)出ません。(痛みが出た状態で)無茶はしませんが、無理はしていきます。無理をしないと届かないのが東京五輪なので。無理は必須、自分が無理できるように周りの方々も頑張ってくれていますし、もしダメになったら助けてもらう、くらいの気持ちでやっていきます。ただ、(出場が)目標というより、その一歩先に目標を置いて、取り組むことがオリンピック出場につながると思ってやっていきたいと考えています」
長年、福島が看板を背負ってきた女子短距離は残念ながら、世界との差が大きくひらいた情勢になっている。それだけに、福島が果たす役割は、まだまだ大きなものがある。
福島は、明日22日には200mに出場予定。目標は100m同様、今年の日本選手権参加標準で24秒10突破を目指す。
文/牧野 豊(陸上競技マガジン)
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