9月27日~10月6日、カタール・ドーハにて第17回世界選手権が開催される。
開幕10日前の9月17日、東京・JAPAN SPORT OLYMPIC SQUAREにて、
日本代表選手団壮行会が開かれた。
役員30名、選手48名(男子34名・女子14名、欠席者を除く)が参加した壮行会では、
スタッフ、選手が日本陸連オフィシャルスポンサーである「洋服の青山」提供のスーツで登壇。
戸邉直人(JAL)、木村文子(エディオン)が男女主将に就任し、
ドーハ世界選手権に向けての意気込みを語った。
写真上=ドーハ世界選手権に出場する日本代表選手団(写真/小山真司・陸上競技マガジン)
男子主将・戸邉直人(JAL/走高跳)
キャプテンとして特別、何か仕事をするわけではありませんが、こういう大会で主将を務めることには責任を感じています。それをいいパフォーマンスにつなげていきたいと思います。個人の目標としては、2m30以上で決勝に進むこと。自己ベスト(2m35/室内)を出せる調子ですし、そうなればメダルが目指せる。世界を見ても、今季のレベルは低くて、2m30のシーズンベストを持っている選手は全員優勝する可能性があると思っています。それらの選手はすべてマークしています。
女子主将・木村文子(エディオン/100mH)
主将に指名されて「私でいいの!?」という気持ちです。初出場の選手、慣れている選手、いろいろですが、しっかりコミュニケーションをとっていきたいと思います。前回のロンドン世界選手権では、準決勝敗退だったので、一つでも順位を上げたいです。現在はスプリントの強化と共に技術をかみ合わせているところです。これまでの経験を生かし、シンプルに自分の走りをしていきたい。12秒台に突入し、世界と勝負することを目標にしています。

日本代表選手団の男子主将は戸邉直人(左)、女子主将は木村文子の就任が発表された(写真/小山真司・陸上競技マガジン)

壮行会では北京五輪メダリストの高平慎士さん(右端)が質問コーナーの進行を担当。第1問は「ドーハで自己ベストを出せるか?」(写真/小山真司・陸上競技マガジン)

今大会の代表選手中、最年少は女子短距離の高島咲季(相洋高3年・神奈川、前列右から2人目)(写真/小山真司・陸上競技マガジン)
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