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2020-10-17

【全国中学生】高橋大史と林美希が男女四種競技でアベック中学新!

男女四種競技で中学新の高橋(左)と林(右)

今季は全日中の中止に伴い、ジュニアオリンピックを全国中学生大会として10月16~18日に日産スタジアム(横浜市)で開催されている。日本選手権リレー、全国高校大会2020リレーも同時開催。10月17日の2日目は男女の四種競技で中学新が飛び出した。

林は自身の中学記録を更新

8月29日の愛知県中学通信で中学記録となる3191点をマークしていた林美希(翔南中3年・愛知)。記録保持者として臨んだ全国中学生大会は、1日目に得意とする100mHで自己新の13秒76(-1.3)でトップに立つと、走高跳1m64、砲丸投11m19、200mで25.64(-0.9)と、ポイントを積み重ね、自身の記録を42点更新する3233点で頂点に立った。

「ハードルが一番得意なのでハードルでいい流れができました。砲丸は苦手だったのですが、中学記録を出した8月の試合で11m63を投げられたのでコツをつかめたと思います」と林。2度目の中学新については「狙っていたので出せてホッとしています」と笑顔を見せた。

昨年の大阪全日中で2年生史上最高の3位となった高橋大史(上山南中3年・山形)は、110mH14.26(-1.6)、砲丸投13m91、走高跳1m85、400m51秒28とすべて自己ベスト&タイの快進撃で中学チャンピオンに。山形勢としては昨年の全日中優勝の紺野稜真(九里学園高1年)に続く、「全国2連覇」となった。

「目標の3150点越えには届かなかったけれど、いろいろな人の支えがあって、記録がついてきました。中学記録は1年生のときから目指してきました。山形の先輩の紺野さんと競い合いながら、紺野さんについていったから記録が伸びたと思います」と喜びを語った。

写真/田中慎一郎 文/内田麻衣子

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