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2020-10-16

東京でもっと気軽にスポーツを楽しもう 豊洲にオープンしたナイキの新しいデザインコンセプトのパーク「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART」

ナイキジャパンが三井不動産レジデンシャルと共同で、すべてのアスリート*が気軽にスポーツを日常化できて、コミュニティと共に新たな体験を生み出すスポーツパーク「TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART」を10月10日にオープン。10月13日には、メディア内覧会および陸上界からは新谷仁美選手をゲストにオープニングイベントを行った。ここではパークの様子をリポートする。

*アスリート:IF YOU HAVE A BODY, YOU ARE AN ATHLETE(身体さえあれば誰もがアスリートである)-ナイキの共同設立者ビル・バウワーマン

世界の主要都市に比べて東京はスポーツをやる場所が少なく(公園の面積はパリが4倍、ロンドンが9倍、ニューヨークはなんと10倍)、若い世代の体力低下やスポーツ離れが進んでいる状況。若い世代、特に子供たちがスポーツをやる機会が少ないという東京の課題に対して、スポーツを好きになってもらいたい、よりアクティブになってもらいたいというナイキジャパンの願いが込められているのがこのパークだ。

デザインは、オレゴン州ポートランドにある非営利団体「ハーパーズ・プレイグラウンド」とナイキが共同でデザイン。インクルーシブデザインを取り入れ、一番の特徴は段差がないこと。パーク内のあらゆる場所に、車いすやベビーカーで行くことができる。

TOKYO SPORT PLAYGROUND SPORT × ART
営業時間:平日15:00~21:00、土日祝日10:00~21:00(最終受付20:00)
東京都江東区豊洲6丁目4-1
「新豊洲駅」徒歩2分/「豊洲駅」徒歩13分
利用方法:入場は無料、NIKEアプリからの事前登録制
https://www.nike.com/jp/nike-app



CLUB HOUSE(クラブハウス)
パークのエントランスであるCLUB HOUSEには、ラウンジスペースとレセプション、ロッカースペースが。性別を問わないジェンダーレストイレ、車いすでも利用可能なシャワールームが完備されている。


パーク内の6つのエリアは、すべてナイキのシューズからインスピレーションを得たデザイン。トラックなどのフロア素材には、ナイキ製品の製造工程で発生する廃材や使用済み製品を再利用した「Nike Grind(ナイキ グラインド)」が使用されている。また、ペットボトルのゴミが出ないようにパーク内には自販機がなく、無料のウォーターサーバーが設置されている。マイボトルを持参しよう。



CROTEZ TRACK(コルテッツ トラック)
ランニングをより面白いものにするための工夫が詰まった、全長280mで台形のような形で高低差があるランニングトラック。「スピード練習に使ってみたい」と新谷選手。ナイキの最も歴史のあるアイコニックなシューズ、NIKE CORTEZがデザインインサイト。ナイキの前身であるBlue Ribbon Sportsのグラフィックなどもあるので、走りながらチェックしてみよう! 



WAFFLE TRAINER SUQARE(ワッフル トレーナー スクエア)
いわゆる一般的なスポーツではない、ヨガやダンスなどを楽しむ広場。子供が楽しめるように、日本といえばの土管や石、釘を一本もつかっていない廃材が積み上げられた遊具も。



ACG ADVENTURE(エーシージー アドベンチャー)
ボルダリングのように上ることができる立体ジャングルジム。360°どの方面からもクライミングが可能(対象年齢は6歳以上)。



AIR RAID COURT(エア レイド コート)
3on3のバスケットボールコートを2つコンバインドしたコート。少し小さめだが、普通のバスケットボールコートとしてもプレー可能。



SB DUNK SKATEPLAZA(エスビー ダンク スケートプラザ)
ステア、バンク、ボックス、レールなどあらゆる要素が詰まったスケートプラザ。車いすでも楽しめるインクルーシブ・ホイール(写真左下、車いすに乗ったままぐるっと回転)も。初心者でもスケートボードが楽しめるスペース。


AIR MAX TERRACE(エア マックス テラス)
ゆるやかな高台でパーク内が一望できる。螺旋型になっていて、車いすでもベビーカーでも上ることができる。
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