※写真上=豊田真奈美スーパーバイザー(写真中央)に悩みを相談したテキーラ沙弥(写真右)。藤本つかさ取締役がMCを務めた。写真=週刊プロレス

人気急上昇中の女子プロレス団体アイスリボン。この夏、同団体のスーパーバイザーに就任した〝飛翔天女〟豊田真奈美さんが同団体のレスラーの悩みにお酒を飲みつつ、相談にのってあげるのが、この「アイスリボン豊田真奈美SVのお悩み解決酒場」。

11月15日に更新された前編に続いて、テキーラの最上級ソムリエ資格を持つ日本唯一のレスラー、テキーラ沙弥がお悩み相談。豊田にあこがれプロレス界に入ったテキーラは、豊田引退試合での秘話を涙ながらに告白。飛翔天女も愛ある言葉で、キャリア2年7カ月の悩める美人レスラーにエールを送った。

〝埋もれちゃうこと〟への危機感

画像: テキーラ沙弥

テキーラ沙弥

豊田 つっか、子作りは?

藤本 えっ…!? 豊田さん、急ですね(苦笑)

豊田 沙弥はどうなの?

テキーラ えっ…こっちにも流れ弾が!(笑)

豊田 子どもはね、絶対いたほうがいい。

藤本 そうですよねぇ。

豊田 気づいたら子どもができない年になってんるだよ?

テキーラ そうですよねぇ。

――なんのやり取りですか?(苦笑)

豊田 望んでも産めない人もいるんだから、もし産めるんなら、産んだほうがいいと私は思う。

――お二人とも妙齢ですしね。

藤本 うるさい!(苦笑) でも、そういう団体にしていきたいと思ってるんです。アイスには産休とか育休制度もありますし。

豊田 いまの時代なんでもできるんだから。

藤本 全女時代はそういうのなかったですか?

豊田 子どもができたりしたら、イコール引退だったからね。

藤本 そういう人いたんですか?

豊田 いなかったねぇ。付き合ってる人とかはいたんだろうけど、子どもができたりはなかった。みんなプロレスに対して本気だったからね。

――豊田さんはそういうタイミングなかったんですか?

豊田 私だっていろいろあったわよ。

藤本 いろいろあったんですね!

豊田 あったけど、週プロさんが帰ったあとで話してあげる。

――そんな!

豊田 だって三禁(酒・たばこ・男はNG)って言うけどさ、もう47歳だよ? 酒もタバコも男も知らない女って、どんななの!?

――ごもっともです!(笑)

藤本 確かにそうですよね。

――藤本さんは自由ですもんね。

藤本 なんで私に!?(苦笑) っていうか自由ってなんですか!? 私の何を知ってるって言うんですか!?

――そ、そんな荒ぶらなくても…。

藤本 す、すいません、取り乱しました。…っていうか今日は私のことはいいんですよ! 沙弥が悩みを言いなよ!

豊田 言ってごらんなさい。

テキーラ 12月2日に藤本さんと世羅さんが電流爆破デスマッチをやってすごい注目されてるんですけど、私も18日(超花火・広島大会)に電流爆破をやるのに全然話題にならなくて、あるのかないのかわからない感じになっちゃってて…。

藤本 わわわー!!(※と言いながらなぜか焼こうとした肉をブチまける)

――こういうところですら若い芽を積もうとするわけですね。

藤本 ちがっ…これはわざとじゃないです!(苦笑)

豊田 私ね、現役時代にやってなかったことがデスマッチなの。でも、引退の時に伊東竜二君が(有刺鉄線ボードを)持ってきてくれて。だから最後の最後にデスマッチっぽいことが出来てよかったなとは思ったんだけど。最後の最後だからいいかなって思ったけど、これから子どもを生んで、育てていかなきゃいけないのに「なんでお母さん、こんな傷があるの?」とか言われるよ? 私も五体満足で産んでもらったのに、こんな肩にしちゃって、それは親に対して申し訳ないなって思うんだけど。でも、やるんだよね?

テキーラ はい。

豊田 いろいろ言ったけど、決めた以上は覚悟決めて、いろんなことやってみたほうがいいと思う。私はやらなかったし、タイミングもなかったけど、いろんなことできるっていうのもうらやましいよ。

沙弥はまだ(プロレスラーの)赤ちゃんだから。ここからいろんな試合をやっていって、その試合が良かったら必ず誰か評価してくれるから。その人たちをドンドン増やしていこう。いまはしょうがないよ。スター選手に目が行くのは当たり前。それをどう面白いと思わせるか。いきなりトップには立てないんだから。

テキーラ そうですよね。

豊田 だから、そうやって悔しいって思うのは大事なこと。どうせ私はなんて思ってたら伸びない。

テキーラ やっぱり悔しいし、でも「どうせ…」っていう気持ちもシラフの時は思っちゃうんです。

藤本 そういうの言えばいいのに。

テキーラ 大人になるとなかなか…。

藤本 いいんだよ、大人とか関係ない。

ケガで欠場危機も…豊田真奈美引退興行の秘話

画像: 2017年11月3日、豊田SVは引退。前代未聞の50人掛けのなかでテキーラは飛翔天女のムーンサルトプレスで3カウントを聞いた

2017年11月3日、豊田SVは引退。前代未聞の50人掛けのなかでテキーラは飛翔天女のムーンサルトプレスで3カウントを聞いた

――藤本さんは35歳ですけど、だいぶ大人じゃないですもんね。

藤本 どういう意味ですか!? それにここ(藤本とテキーラ)は同級生ですから。

豊田 同級生なの?

テキーラ でも、私はまだ誕生日きてないから34歳ですから、ウフフ。そう言えば、北海道の北広島市に新しい球場ができるじゃないですか。…あれ? なんて名前のチームでしたっけ?

――日本ハムファイターズですか?

豊田 吉田君のチームじゃん。

藤本 吉田君?

テキーラ 全然、野球わかんない。

豊田 今年の甲子園で活躍した金足農行のピッチャー。吉田輝星君。日本ハムが1位指名したの、知らない?

テキーラ イケメンですか?

豊田 めっちゃかわいいの。吉田君見てたら私、○○が○○○○んだから。

藤本&テキーラ (爆笑)

――名言ですね! …いや迷言かな(苦笑)。

豊田 今年の甲子園をチョコチョコ見て。それからプロ野球も観るようになったんだけど。吉田君のこと、ちゃんと書いといてよ! これがキッカケで吉田君、プロレス観に来るかもしれないんだから。

テキーラ 豊田さんに会いたいってなるかもしれないし。

藤本 ベースボール・マガジン社ですもんね。あるかも!

――ま、まぁとりあえず吉田選手は置いておきましょう、主役はテキーラさんですから。テキーラさんは豊田さんの引退試合でも対戦してますからね。

藤本 豊田さんのムーンサルトで3カウントを取られた最後のレスラーだもんね。

テキーラ はい。豊田さんの引退の時、ムーンサルトで最後に負けたのが私だったんです。

豊田 そうだったね。ありがとう。私、30年で何回、ムーンサルト飛んだんだろう。その一番最後なんだもんね。

藤本 私は豊田さんに最後に負けて、最後に勝った人ですから。

豊田 そうだったね。最後の2人がいる。でも、あの時、沙弥、足が悪かったんだよね。

テキーラ そうなんです。藤本さんにメッチャ怒られたの、思い出した。いま泣いちゃう(苦笑)。ケガして…。

藤本 私も泣いちゃう(苦笑)

――なんで藤本さんまで!?

豊田 最初(試合に)出れないかもしれないって言ってたよね?

テキーラ はい、出れないかもってなっでぇぇ…(涙)。

――ホントに泣かないでください(笑)

画像: 豊田SVの言葉に涙を流したテキーラ

豊田SVの言葉に涙を流したテキーラ

テキーラ 病院で厳しいって診断をされて、だったら迷惑かけるから出ない方向でって言われて…。それでシュンってなって、藤本さんに連絡したら「ふざけんな、テメー!!」って。

藤本 アハハ!

テキーラ 諦めんな、バカヤロー!って。

藤本 出る出ないはオメーが決めるんじゃねぇよ! 豊田さんが決めるんだよ!!って。

テキーラ ケガしてるけど、できることを考えていこうっておっしゃってくださって。それで出れたんです…。

豊田 そっか。私のムーンサルト定まってないから、沙弥のヒザにいかなくてよかった(笑)。

テキーラ 私は足なくなってもいいぐらいに思いました。すごい不安だったけど、藤本さんにそうやって言っていただいて、自分で出るって決めたからにはって。豊田さんの引退に選んでいただいて…(涙)。

豊田 プロレスってケガさせられても恨まない部分があるんだよね。自分の受けが悪い場合もあるし、攻め手の判断がダメな場合もある。でも、それって誰にでも起こりうるわけじゃん。ケガなく終わるのが一番いいけど、やっぱナマものだから。

私も肩のケガはバラエティ番組の収録でやっちゃったんだけど、だからといってその人たちを恨んだりもしてないし。一番悪いのは自分だと思うから。自分がプロとしての自覚を持ってなかったから。守るべきものを守れなかった自分が悪いなって。

でも、沙弥が私のことを好きでプロレスに入ったっていうのを聞いてたらから、(引退試合に)沙弥は入ってほしいって思ってたから。

テキーラ うぇ~ん。

豊田 でも、その私の引退試合、週プロは表紙にしてないからね! 終わる時ぐらいさ…(と言って、10分ほど続いた怒りはスペースの都合上、割愛)。

テキーラ でも今日、豊田さんとこうしてお話させていただいて、モヤモヤザワザワしたの、吹っ飛びました!

豊田 またモヤモヤしたら私に連絡して。一緒に飲もうよ。

テキーラ えー、いいんですか?

豊田 そしたら週プロさんがいないところで、いろいろ相談に載ってあげるから、フフフ。

テキーラ ありがとうございます!また私の話、聞いてください! 豊田さん、今日はありがとうございました!

豊田 こっちこそありがとう。じゃあ次は誰が悩み相談にくるのか、楽しみにしてるね。

藤本 はい! またよろしくお願いします!


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