アメリカンフットボールのXリーグ「X1エリア」が10月25日(日)に富士通スタジアム川崎で開幕した。初戦は、アサヒビールシルバースターと富士ゼロックスミネルヴァAFCが対戦し、シルバースターが富士ゼロックスを完封で破った。
アサヒビールシルバースター○24-0●富士ゼロックスミネルヴァAFC
(2020年10月25日、富士通スタジアム川崎)
昨年と同じカードとなった、開幕戦。1年前は富士ゼロックスが創部史上初めてシルバースターに勝って話題となった。今年、富士ゼロックスが連勝するのか、シルバースターが雪辱を果たすのかが注目された。
シルバースターのオフェンスから始まったが、オフェンスの最初のプレーでボールをファンブルロストしてしまう。しかし、好ポジションを手に入れた富士ゼロックスも、得点に結びつけられなかった。試合が動いたのは第1クオーター(Q)終盤、シルバースターがK梅垣光理のフィールドゴール(FG)で先制すると、QB出口孔一の独走ラン、さらに主将・QBの安藤和馬から南賢人へのロングパスで、2本のタッチダウン(TD)を決め、前半を17-0で折り返した。
【シルバースター vs 富士ゼロックス】第2Q シルバースターのDB岸本佑が、富士ゼロックスのパスをインターセプト=撮影:北川直樹
【シルバースター vs 富士ゼロックス】スターターQBを務めたシルバースター出口孔一は、ラン5回115yds、パス16回4回成功27yds獲得。第1Qに76ydsの独走TDを挙げた=撮影:北川直樹
【シルバースター vs 富士ゼロックス】サイドラインで選手に指示を出す、アサヒビール有馬隼人HC=撮影:北川直樹
【シルバースター vs 富士ゼロックス】富士ゼロックスRB廣澤達也は、ラン5回28yds、パスキャッチ2回21ydsとゼロックス攻撃の主軸として奮闘したがTDを奪うことはできなかった=撮影:北川直樹