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2020-11-26

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Speedoが車椅子ユーザー向け新作バッグをパラ水泳日本代表に贈呈

競泳の「Speedo」ブランドを運営する株式会社ゴールドウインは11月8日、パラ競泳の日本代表に車椅子ユーザー向けのバックパックとウィーラーバッグの贈呈を行なった。

 Speedoは日本身体障がい者水泳連盟のオフィシャルパートナーを務めており、パラ五輪4大会連続代表で2019パラ水泳世界選手権競泳日本代表の鈴木孝幸が所属するなど、関わりも深い。そうした経緯もあり、鈴木孝幸監修の下で新作バッグの開発、提供となった。

 これまでの一般的なバッグでは車いすユーザーの背中にハーネスが当たったり、ホイールに接触したりするなど問題があった。しかし、新作のバックパック、ウィーラーバッグはともに車いすの背面部分にストレスなく装着できるようになっている。サイズも一般的な車いすのサイズを考えて設計されているのでホイールと接触してすれることもなく、専用接続ベルトはバックル部分がマグネット使用となっており、握力が弱い方でも簡単に着脱できるようになっている。
一般的な車いすに合わせ、バックパックの横幅は 34cm、ウィーラーバッグの横幅は 36cm に設計 

 ウィーラーバッグは車いすに装着していても操作を妨げないよう、360度回転する四輪ウィーラーを採用するなど、バリアフリー設計となっている。

 贈呈式にリモートで参加したパラ五輪で15個の金メダルを獲得している成田真由美は、新作バッグに好印象。とくにウィーラーバッグに関しては「こういうものが、どうして今までなかったのかというくらい、うれしいものです。ひとりでスーツケースを持つことができないですが、背面につけることでエレベーターにも乗れます。自分でスーツケースと一緒に歩けるということは、すごい新鮮なものになりました。これからも活躍してくれると思います」と絶賛した。

 新作バッグはすでにSpeedoのブランドオフィシャルオンラインストアで発売中。NEUTRALWORKS.やSpeedoコンセプトストア、THE NORTH FACE+などの一部店舗で展開される。



【ブランドオフィシャルオンラインストア】
https://www.goldwin.co.jp/speedo/
 

【商品説明動画】

■ウィルチェアバックパック


■ウィルチェアウィーラーバッグ

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