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2020-12-10

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「選ばれる者の恍惚と不安。2つ我にあり」新日本を解雇された前田が新生UWF旗揚げ

新生UWF旗揚げ戦88年5・12後楽園速報号 

週刊プロレスを創刊号から読むことができる週刊プロレスmobileプレミアムは、12月は「週プロ事件簿」特集。本日(12月10日)と明日(12月11日)には、新生UWF旗揚げ戦88年5・12後楽園が満載の『新生UWF旗揚げ戦88年5・12後楽園速報号』と『No259(1990年5月31日号)』が 配信される。

 1987 年 11 月 19 日、新日本後楽園大会で長州力の顔面を後ろから蹴って重傷を負わせた前田日明は無期限出場停止となり、翌 88 年 3 月 1 日に新日本を解雇された。前田は 4 月 8 日に都内・赤坂東 急ホテルにて記者会見をおこない、新生 UWFの旗揚げを発表。山 崎一夫、高田延彦、中野龍雄、安生洋二、宮戸成夫の 5 選手とともに新たな船出となった。

 前田は旗揚げ戦の全試合開始前にマイクで「選ばれる者の恍惚と 不安。2 つ我にあり」と決意表明。この言葉は 1800年代のフラン スの詩人ポール・ヴェルレーヌの「智慧」という詩の一説で、小説 家の太宰治も短篇「葉」で使用した名言だ。 

 試合は前田 vs 山崎、高田 vs 宮戸、中野 vs 安生の 3 試合のみ。後 楽園ホールは 2300人の大観衆(超満員札止め)で膨れ上がっていた。 当時の試合リポートはUWFのファイトスタイルを“決闘するプ ロレス”と称している。

 前田は山崎を相手に互いにノックアウト寸 前まで闘った。 意識がもうろうとする中で勝利を収めた前田は、試合後にリングを降りようとした際、よろよろとエプロンへ転落。あわててセコンドが駆け寄って抱き上げた。

 そんな光景を当時の試合リポートは「そこに新生UWFのすべてが象 徴されていた」と表現。新日本、全日本という既存のプロレス団体とは違う方向性を持つ新生UWFの旗揚げを週刊プロレスでは増刊号 & 本誌ともに表紙から詳報している。 

★12月10日(木)正午配信 
No258(1988年5月28日増刊号) 
【主な掲載コンテンツ】
新生UWF旗揚げ戦88年5・12後楽園速報号 
●前田日明vs山崎一夫、高田延彦vs宮戸成夫、中野龍雄vs安生洋二 
●新生UWF旗揚げ待ったなし



★12月11日(金)正午配信 
No259(1990年5月31日号) 
【主な掲載コンテンツ】
●新 生 U W F 旗 揚 げ 戦 8 8 年 5・1 2 後 楽 園 
●旗揚げ戦2日後に直撃...前田インタビュー
●取材拒否中「馳浩を励ます会」に潜入


★週プロmobileプレミアムにて正午配信
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