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2021-01-10

【NFL】ビルズ、ラムズ、バッカニアーズが勝ち上がる…ワイルドカードプレーオフ

【ビルズ vs コルツ】ビルズに25年ぶり以来のプレーオフ勝利をもたらしたQBアレン=photo by Getty Image

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米プロフットボールのNFLは、現地1月9日(日本時間1月10日)からポストシーズンゲームに突入、1回戦にあたるワイルドカードプレーオフ3試合が行われた。
AFCのバッファロー・ビルズ(2位)対インディアナポリス・コルツ(7位)はビルズがコルツを破った。NFCのロサンゼルス・ラムズ(6位)対シアトル・シーホークス(3位)は、ラムズがシーホークスを、タンパベイ・バッカニアーズ(5位)対ワシントン・フットボールチーム(4位)は、バッカニアーズがワシントンを、それぞれ降した。
ワイルドカードの残り3試合は10日(日本時間11日未明)に行われる


◇ビルズ、25年ぶりのプレーオフ勝利
バッファロー・ビルズ○27-24●インディアナポリス・コルツ

ビルズのジョシュ・アレンと、コルツのフィリップ・リバース。24歳と39歳のトップQB対決は、アレンがわずかの差で制した。
コルツは、オフェンスが前半から好調で、222ヤードをゲイン、タイムオブポゼッションでもほぼ2/3となる19分41秒を占めた。しかし3回のレッドゾーンでフィールドゴール(FG)1本、タッチダウン(TD)1本の計10得点にとどまった。【ビルズ vs コルツ】コルツオフェンスを指揮するQBリバース=photo by Getty Image
【ビルズ vs コルツ】コルツオフェンスを指揮するQBリバース=photo by Getty Image

対照的に、ビルズは、自慢のオフェンスが不発、第1クオーターに13分にQBアレンからTEドーソン・ノックスにTDパスを決めたドライブ以外は、3&アウトが3回だった。しかし、第2クオーター残り1分46秒からのオフェンスで、ビルズはWRガブリエル・デービスがサイドラインぎりぎりでつま先を残す、スーパーキャッチを連発し、コルツ陣内に攻め込んだ。このチャンスに、QBアレンが自らボールをキープしてエンドゾーンに飛び込み、14-10と逆転して後半へ折り返した。
ビルズは第3クオーターにKタイラー・バスの46ヤードFG、第4クオーター冒頭にはQBアレンからエースWRステフォン・ディグスへの35ヤードTDパスで、24-10とコルツを突き放した。
コルツは第4クオーター3分、QBリバースがWRザック・パスカルへTDパスを決めて反撃するが、直後のドライブで、ビルズKバスが54ヤードのFGを決めて10点差とする。この長距離FGが決め手となった。
コルツは残り6分余りでリバースがTEジャック・ドイルにTDパスを決めて再び3点差として追いすがった。だが、残り4秒から逆転を託したリバースのヘイルメアリーパスは決まらず、ビルズが逃げ切った。
ビルズは、1994年12月のワイルドカード、対マイアミ・ドルフィンズ戦以来25年ぶりのポストシーズン勝利となった。
【ビルズ vs コルツ】ビルズに25年ぶり以来のプレーオフ勝利をもたらしたQBアレン=photo by Getty Image
【ビルズ vs コルツ】ビルズに25年ぶり以来のプレーオフ勝利をもたらしたQBアレン=photo by Getty Image

◇ラムズ強烈ディフェンスがウィルソン封じる
ロサンゼルス・ラムズ○30-20●シアトル・シーホークス

喪失ヤード、失点、許したファーストダウンなど主要ディフェンス部門で今季のNFL1位だったラムズが、優勝候補の一角、シーホークスのオフェンスを封じ込んだ。
序盤はロースコアの展開となった。ラムズはNFLで2試合目の先発QBジョン・ウォルフォードが、序盤のランプレーで負傷、昨年末に親指の手術をしたばかりのQBジャレッドゴフを投入せざるを得なくなった。対するシーホークスは、QBラッセル・ウィルソンがDTアーロン・ドナルドが率いる強力なフロントのプレッシャーに苦しんだ。
【ラムズ vs シーホークス】シーホークスQBウィルソンにラッシュするラムズDTドナルド=photo by Getty Image
【ラムズ vs シーホークス】シーホークスQBウィルソンにラッシュするラムズDTドナルド=photo by Getty Image

第2クオーター7分、3-6で3点を追うシアトルのオフェンスで、QBウィルソンが狙ったアウトサイドのスクリーンパスを、ラムズCBダリアス・ウィリアムズがインターセプトリターンTD。
シーホークスは、QBウィルソンがプレッシャーを受けながらWRのD.K.メトカーフにTDパスをヒットするが、ラムズもRBキャム・エイカーズのランTDで20-10として折り返した。
第3クオーター、ラムズは大黒柱のDTドナルドが負傷で引き下がるアクシデントがあったが、守備フロントのQBウィルソンに対するプレッシャーは衰えず。シアトルオフェンスを4回連続でパントに追い込んだ。
第4クオーター、RBエイカーズのランを中心に攻めるラムズは、要所でQBゴフのパスも決まって、1FG、1TDで加点、リードを17点に広げた。シーホークスは第4クオーター10分、ウィルソンのパスTDで10点差としたが時すでに遅かった。
【ラムズ vs シーホークス】ラン131ヤードと活躍したラムズRBエイカーズ=photo by Getty Image
【ラムズ vs シーホークス】ラン131ヤードと活躍したラムズRBエイカーズ=photo by Getty Image

ラムズはQBサック5、タックルフォーロス10の猛烈な守備で、2回戦のディビジョナルラウンドに進出した。
負傷のドナルドはいったんはロッカールームに向かったが、その後サイドラインに戻った。ろっ骨を痛めたという情報があるが詳細は明らかになっていない。

◇ブレイデイ、ポストシーズン31勝目
タンパベイ・バッカニアーズ○31-23●ワシントン・フットボールチーム
QBトム・ブレイディ擁するバッカニアーズが、ワシントンの反撃に苦しみながら逃げ切った。
バッカニアーズは、第1クオーター3分にFGで先制すると、12分にはQBブレイディからWRアントニオ・ブラウンにTDパスが決まって10-0とリードした。


【バッカニアーズ vs ワシントン】プレーオフ通算31勝目を挙げたバッカニアーズQBブレイディ=photo by Getty Image
【バッカニアーズ vs ワシントン】プレーオフ通算31勝目を挙げたバッカニアーズQBブレイディ=photo by Getty Image


ワシントンは、NFLで2回目の先発となるQBテイラー・ハイニケのパスで攻め込むと、RBのJ.D. マキシックのTDランで反撃。しかし、バッカニアーズはブレイディの2本目のTDパスとFGで10点を加点し、11点差で後半へ。
第3クオーター、ワシントンは、FGとQBハイニケのTDラン(2ポイントコンバージョンは失敗)で2点差と詰め寄った。
しかしバッカニアーズはKライアン・スコップがこの日3本目のFG、さらにRBレナード・フォーネットのTDランで再びワシントンを突き放した。
第4クオーター、ワシントンはハイニケがWRスティーブン・シムズにTDパスを決めて追いすがったが、反撃もここまで。バッカニアーズはスコップが4本目のFGを決めて、逃げ切った。
バッカニアーズのポストシーズン勝利は、スーパーボウルに優勝した2003年1月以来。
QBブレイディはニューイングランド・ペイトリオッツ時代から通算してポストシーズン31勝となった。

【バッカニアーズ vs ワシントン】ワシントンのQBハイニケ=photo by Getty Image【バッカニアーズ vs ワシントン】ワシントンのQBハイニケ=photo by Getty Image


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