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2021-02-19

こどもの意欲を削がない指導を「学童野球アンケート」

写真=Getty Images

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VUCAの時代に求められる人材育成

 社会ではダイバーシティ&インクルージョンが盛んに叫ばれ、昨年来のコロナ禍により未来予測が困難なVUCAの時代も目の前の現実となった。そのような世の中では、以前から言われていた「コミュニケーション能力」「考え抜く力」「自ら行動する力」といった社会人基礎力が人材に求められることも、実感を伴っている。

写真=Getty Images

 一方で野球の指導現場では、体罰をはじめとしたハラスメントを用いた誤った指導が取り沙汰されることが依然としてやまない。そこには、今の時代の保護者やこどもが野球に求める価値観と、指導者の野球観との乖離が存在するようだ。

半数以上のこどもが「プロ野球選手になりたい」と回答 

 このたび、千葉県の私立我孫子二階堂高校野球部監督・諸星邦生教諭が中心となり、「学童チームに入っている保護者・こどもの意識調査」のアンケート結果をまとめた。

アンケート結果(保護者編)
https://drive.google.com/file/d/1kWUWkh5AkQRgdsPJnCQT5bATKI6XY0e7/view?usp=sharing
アンケート結果(こども編)
https://drive.google.com/file/d/1YcTRqc2x6tHylEfveq__rvCaiClZjqr-/view?usp=sharing

 そこには保護者が活動時間や頻度に負担を抱えていること、指導者の野球に関する知識はもとより、こどもを導くコーチングスキルや少年期の体を理解した障害予防についての知識のアップデートを求めていることがうかがえる。

 また、こどもたちの半数以上が、プロ野球選手になることを夢見ており、「上手になりたい」「楽しくやりたい」「たくさん教えてもらいたい」という意欲を寄せている。その気持ちを削ぐことなく、こどもたちを導く指導を模索することこそ、指導者に求められているものだということが読み取れるアンケート結果となった。

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