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2021-03-16

フラッグフットボール世界選手権は12月にイスラエルに変更

世界選手権のスポンサーのクラフト氏。スーパーボウルの優勝でビンス・ロンバルディトロフィーを掲げる 写真=ゲッティイメージズ

 国際アメリカンフットボール連盟(IFAF)は、3月15日、2021年のフラッグフットボール世界選手権のホスト国としてイスラエルを選び、12月6~8日の日程で、エルサレムの「クラフト・ファミリー・スポーツ、キャンパス」で開催されることを発表した。

 3日間のトーナメントには、およそ30カ国から男女で計40以上のチームが参加することが見込まれ、2022年に米国アラバマ州で開催予定の国際的なスポーツ大会、ワールドゲームズの出場権を争う。

 2年に一度開催されるフラッグフットボール世界選手権は、2020年にデンマークで開催予定だった。しかし、新型コロナウィルスの世界的流行により延期され、2021年10月にスペインでの開催が予定されていたが、さらに延期された。

 ワールドゲームズで、フラッグフットボールに出場できるのは男女8チームずつで、この世界選手権での最終成績をベースに出場国が決まる。


 日本アメリカンフットボール協会は男子・女子の日本代表チームを派遣を予定している。12月には、男女の代表候補選手27人が合同練習会を開催した。

 男子は、代表候補の活動の手前となる合同練習会が毎月開催し、女子は、選手層拡大のためのトライアウトを随時開催している。トライアウト希望者は、日本アメリカンフットボール協会まで。

 世界選手権の主たるスポンサーは、NFLニューイングランド・ペイトリオッツのオーナーのロバート・クラフト氏。クラフトグループの会長兼CEOでもあるクラフト氏は永年イスラエルでのアメリカンフットボール活動をサポートしてきた。

 クラフト氏は「我々はアメリカンフットボールというスポーツを愛しており、このスポーツが、フラッグフットボールのように、形を変えて世界中に広がることを、たいへんうれしく思っています 。クラフト・ファミリー・スポーツ・キャンパスを作った時点では、イスラエル国民の運動施設にとどまらずに、中近東や欧州のフットボールリーグの選手権レベルの大会が開ければ良いなと希望を抱いていました」と語った。

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