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2021-03-24

全日本改革…諏訪魔が2度目の専務就任に自信をもつ理由

福田社長の後ろに諏訪魔専務

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来年創立50周年の記念イヤーをむかえる全日本プロレスが、先ごろ新体制を発表。それまでの福田剛紀社長、十枝利樹取締役に加え、新たに現三冠ヘビー級王者としてリングをけん引する諏訪魔の専務執行役員就任が発表された。諏訪魔は秋山準社長体制時代の’14年~’15年にも専務取締役を経験しており、今回は約5年ぶり2度目のフロント入りとなる。

 3月10日に開かれた就任会見で諏訪魔は日本武道館、東京ドームといったかつて全日本が試合をおこなったことのある大会場でのビッグマッチ復活を目標に掲げた。早くもやる気満々の様子に福田社長も「前回(の専務時代に)やれなかったことをどんどんやってもらいたい」と目を細める。福田社長からのバックアップを約束され、諏訪魔自身もモチベーションをさらに高めている。

「不思議ですよ。一回専務やめたからもうないだろうと思っていたので。今後は一生プレーヤーと思ってたから、またこのステージに戻してもらえたのは嬉しい。やっぱり期待に応えたいですよね。期待されると応えたくなる甲斐性じゃないけど」

 リング上の話になるがプロレス界の団体頂点のチャンピオンは、最初の王者時代よりも2度目のほうがいいチャンピオンになるという定説のようなものがある。最初の王者時代は無我夢中で必死なのに比べ、2度目は1度経験したことで心にゆとりをもつことができ、防衛戦の内容も安定。必然的にベルトを保持する期間も長くなる場合が多い。専務としてもこのジンクスが当てはまるのではないかと、諏訪魔は自己分析している。

「俺はなんでも1回目は失敗するんです(笑)。で、2回目はうまくいく。いままでなにやってもそうでしたね。1回目のときはガムシャラに突っ走って悔しい思いするけど、2回目はその経験が生きるんですかね」

 1度目より2度目のほうがよくなる説はプロレスに限らずさまざまな分野で当てはまるだろう。一方で誰でも“2度目のチャンス”が回ってくるわけではない。むしろ今回の諏訪魔のフロント入りといった自分の力だけではどうしようもできないことについては、2度目があるのは“天命”と言ってもいいのかもしれない。

 リング上は三冠王者、リングを下りれば専務執行役員。三冠王者の経験はすでに7度目で、現在は1年以上ベルトを保持している。2度目となる諏訪魔“専務”の手腕に期待が高まる。

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