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2021-04-08

【プロレス】コロナで主力選手大幅欠場の大ピンチ、それでも団結力で乗り切ったDRAGONGATE

ある意味で特別な日となったドラゲー多治見大会

4月2日に公式ホームページでDRAGONGATE内における定期のPCR検査において所属練習生に陽性の反応が確認されたことを発表。これにともない、管轄保健所の指導のもと、濃厚接触者、及び濃厚接触者にあたらずとも少しでも可能性のある者も含め、4・3浜松&4・4多治見の両大会において当該の一部選手が欠場することとなった。
 なお、前記の陽性該当者については無症状で体調にも問題はなく、感染経路についても判明しており、すでに保健所の指導のもと適切な処置を取っているとのこと(後日、「濃厚接触者と認定されたことにより、いましばらくの健康観察期間が必要となりましたため、出場を予定しておりましたHipHop菊田選手は4・9後楽園大会を欠場とさせていただきます」と発表。カード変更もされている)。
 主力選手が大幅に不在だった多治見大会。特に最近のドラゲーマットは若手の活躍がめざましく、リング上も活気づいていたが、その半数近くがいないのだから、いつもの大会の風景と違って見えたのも当然だ。
 特にシュン・スカイウォーカーは昨年11月に長期の海外遠征から帰国し、3・27和歌山ではKAZMA SAKAMOTOを相手にドリームゲート王座3度目の防衛。王者としての地元凱旋を控えたタイミングでの無念の欠場。それでもSNS上ではベルトを防衛し続けて必ず凱旋することを約束。マスカレード自体も全員出場しておらず、新ユニットのお披露目も次回以降に繰り越しだ。

 かつては試合するリングが壊れ、床にマットを敷いた状態で大会を開催したこともあったし、本隊と別部隊に分かれて同時に違う場所で大会をおこない、選手数が分散されたこともあった。
 こうした急に訪れるどんな状況でさえも乗り越えられるのはドラゲーの団結力があってこそ。
「久々に若手がごっそりいなくて、ベテランの人たちが入って逆にみんな発奮したと思いますよ。昨日の浜松と今日の多治見はDRAGONGATE、闘龍門らしさが爆発したなと思って。こういう非常事態にこそウチの魅力が爆発したんじゃないかなと。災い転じて福となすじゃないけど、歴史に残る地方大会だったなと。リングの上で重ねた時間が長いじゃないですか、ベテランの人たちは。その力がひとつにまとまったらすごくおもしろいなって。端から見ててもリング内にいても、それはすごく感じました」
 そう語るのはYAMATOだ。確かにこの日組まれた全5試合はどこか懐かしくもあり、いつもとは違った新鮮さもあった。斎藤了vsこのまま市川の試合も以前は地方大会でよく組まれていたお笑いの鉄板カード。なかなか岐阜市での大会をおこなえない市川もこのチャンスに奮起し、前日の浜松大会でドン・フジイに勝利したのに続き、この日は斎了にも勝ってみせた。

 普段はいるはずの練習生も巡業には帯同していないため、試合のない選手を中心にセコンド業務も兼任。入場コスチュームを受け取り、試合の合間にはリングを消毒する作業、場外戦の際には観客に危害が加わらないように気を配った。もちろん設営や撤収もウルティモ・ドラゴン校長を中心にR・E・Dを除く全員でおこなった。
 大会は無事にハッピーエンドで締めくくられ、欠場者がいたことさえも忘れるほど。ピンチはチャンスという文句があるが、YAMATOの言うとおり、ドラゲー史上、歴史に残る一日であったことは間違いない。

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