スターダムが独走を続ける業界内に、一石を投じる興行となり得る「GAEAISM」4・1大田区まで残り1週間となる中、GAEAISMのメインイベントでセンダイガールズとのAAAW全権争奪戦に挑むマーベラス若手陣が気勢を上げた。
AAAW全権争奪戦のカードは「橋本千紘&岩田美香&Xvs桃野美桜&門倉凛&X」となり、両チームのXは当日それぞれのチームが自団体の選手から選抜する形となるが、2冠王の橋本を率いるセンダイガールズが戦力的には優勢と目されている。
GAEAISM前のラスト大会となるこの日のマーベラス新木場大会では、彩羽匠の剣道時代の後輩・後藤公美が公開プロテストに合格する中、メインでは1人ずつ入場した選手たちが赤と青、いずれかのコーナーを選択することでカードが決まるという、特殊形式の6人タッグで対戦。
中でもXの有力な候補となる3期生・神童ミコト、星月芽依、Mariaの3人は実力的にも横一線。各コーナーに分かれて火花を散らし、20分間動きっぱなしの熱戦は時間内に決着がつかず。ドローとなりながらも、あらためてマーベラス若手陣の勢いを見せつける闘いとなった。
週刊プロレス 5月 5日号(WEEKLY PRO-WRESTLING No.2119)