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2021-04-23

【ボクシング】「圧勝。一方的な試合をします」(寺地)「最高の試合をします」(久田)──明日24日WBCライトフライ級戦、両選手計量クリア

和やかな雰囲気の両者だが、内心はバチバチ

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 明日24日、エディオンアリーナ大阪第1競技場で開催されるWBC世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦の計量が23日行われ、チャンピオン寺地拳四朗(29歳=BMB)がリミット300gアンダーの48.6kg、挑戦者1位・久田哲也(36歳=ハラダ)がリミットの48.9kgでともにクリアした。

終始笑顔を振りまくチャンピオン寺地

終始笑顔を振りまくチャンピオン寺地

寺地拳四朗選手(17戦17勝10KO)のコメント
「コンディションはすごくいいです。あとはホテルに戻って、ご飯を食べてゆっくりするだけ。余裕をもって、あんまり飲まなかったら代謝で(体重を)落とせました。(世界戦は初のメインイベントとなるが)特に意識はしていません。いつもどおりやるだけです。今回はお粥から食べ始めます。試合後に、マクド(ナルド)のミルキーのを食べたいです(笑)。試合は、KOにこだわることはないけれど、自然の流れで。もう、圧勝ですね。一方的な試合をします」
 スタッフと談笑する余裕を見せたが、試合について語る瞬間は決然と。

自信みなぎる挑戦者・久田
自信みなぎる挑戦者・久田

久田哲也選手(46戦34勝20KO10敗2分)のコメント
「コンディションはいいです。ゆっくりと水分を戻して、ゆっくり食べながらコンディション調整をします。(減量の仕方を変えたことで)昨日リミットに入っていました。前回(2019年10月の京口紘人戦)は当日も水抜きをしていましたが、今回は早く落として、いい感じです。(寺地とは2017年に日本タイトル、昨年12月の世界戦と2度試合が中止になったが)待たされたけれど、その分、しっかりと準備することができた。僕は世界戦こそそんなにしてないけれど、キャリアがあるのでそれを発揮できるよう、落ち着いてやります。僕は何度も泥水を吸ってきてるから、どんなに苦しい状況になっても耐える強みがある。諦めずに最後まで勝利を信じて、最高の試合をします」
 声のトーンもしっかりとはきはき。覚悟の強さ、深さを感じさせた。

山下正人・西日本ボクシング協会長・真正ジム会長
「緊急事態宣言は25日から(施行)と聞いているので、明日はいままでどおりのやり方でいけるかなと思います。チケットは2200枚用意して、現時点で2000枚出ています」

 なお、試合の模様は前座はYouTubeの『BOXING REAL』チャンネルで、セミファイナルからは『カンテレドーガ』(https://live.ktv-smart.jp/ ※登録等必要)で午後2時30分ごろから。いずれもライブ配信される。

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