close

2021-05-14

【プロレス】マサ斎藤さん引退の日に…佐々木健介が武藤敬司のIWGPヘビー級王座に挑戦! 1999年2月14日

武藤敬司に監獄固めを決める佐々木健介

 1999年2月14日、新日本プロレス日本武道館大会にて、武藤敬司がIWGPヘビー級王座初防衛に成功した。

 挑戦者はトーナメントを勝ち抜いた佐々木健介。天山広吉、小島聡、永田裕志、中西学ら第三世代の突き上げを力で制して、タイトルマッチへの切符を手に入れていた。

 試合はすべてのプロレスラー、すべてのプロレスファンに堂々と胸を張れる“作品”となった。基本のグラウンドから始まり、大技の攻防、意地の張り合い、決してあきらめない勝利への執念…。この日はマサ斎藤さん引退の日。感謝の気持ちを込めた監獄固めも見せてベルト奪取を目指す健介を、武藤は腕ひしぎ十字固めによるレフェリーストップで下した。

「相手をリスペクトするっていうか、やりがいのある相手だったね。レスラーはホント、リングが一番。レスラー冥利に尽きる」

 武藤自身も試合内容に満足していた様子。同年1・4東京ドーム大会では大仁田厚、小川直也の試合が物議をかもす中、IWGPヘビー級選手権が最高のプロレスを提供した意義は大きい。

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事