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2021-05-21

【プロレス】天龍源一郎が武藤敬司を破ってIWGPヘビー初戴冠! 両メジャー団体シングル&タッグ完全制覇 1999年12月10日

IWGPヘビー級王者となった天龍源一郎

 1999年12月10日、新日本プロレス大阪大会で天龍源一郎が武藤敬司を破って、IWGPヘビー級王座を奪取。初の両メジャー団体シングル&タッグ完全制覇という快挙を成し遂げた。

 新日本は同年、小川直也、大仁田厚という刺激的外敵に揺さぶられてきた。その中でIWGPヘビー級王者として本流を守り続けたのが武藤である。

 1・4東京ドームでスコット・ノートンを破ってベルトを手にしてから佐々木健介、ドン・フライ、天龍、小島聡、中西学相手に防衛。武藤は一年の締めにnWo同士のタイトルマッチを考えていた。その期待に応えるように、10・29岡山で天山広吉がタッグながら蝶野正洋からフォール勝ち。しかし、武藤の青写真通りにコトは運ばない。

 11・1広島大会で天龍が長州力現場監督にIWGPヘビー級王座への挑戦を直訴。5月に天龍の挑戦を退けている武藤は「リバイバルは好きじゃない」と不快感を示したが「新日本での実績」が考慮されて、武藤vs天龍のIWGPヘビー級選手権が決まった。

 試合は5月と同じく名勝負となる。武藤vs天龍の“ミスタープロレス対決”は一つのブランドとして20世紀に刻まれたと言ってもいい。

 最後は天龍がノーザンライトボム2連発で勝利。前回の対戦時には引き出しになかった技で、ついに念願のIWGPヘビー級王座奪取。全日本では三冠ヘビー級王座、世界タッグ王座、新日本ではIWGPタッグ王座を獲得しており、初めて両メジャー団体のシングル&タッグ完全制覇という偉業を成し遂げた(シングルはベイダーが達成済)。

 49歳10カ月での戴冠はIWGPヘビー級王座最年長記録。同王座は今年3月にIWGPインターコンチネンタル王座と統一され、IWGP世界ヘビー級王座が創設されたため、天龍の記録は永遠のものとなった。

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