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2021-05-28

【陸上】三重県高校総体 小河が高校歴代10位の66m21で男子ハンマー投を制す 

高校総体三重県大会男子ハンマー投で高校歴代10位となる66m21をマークした小河(撮影/田中慎一郎)

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5月28日に開幕した三重県高校総体。大会最初の決勝種目となった男子ハンマー投は、小河彪(久居高3年)が高校歴代10位の66m21で制した。

 20日前の三重県高校春季大会で65m21を投げ、今季高校ランキング1位で迎えた今大会。1投目はファウルに終わったが、2投目に64m34の記録を残したことで、「気持ちを楽にして投げられましたし、楽しみながら試合ができました」と好投を続けた。3投目に65mを超えると、5投目にこの日の最高記録。「スイングで脱力できたのが良かったです。ハマった投げではなく、しっくりこなかったなかでも66m21まで伸びたので、まだまだいけるという手応えをつかめました」と、収穫を口にした。

 2年時のU18日本選手権で頂点に立つことを目指していたが、コロナ禍でインターハイが中止になった昨年は「U18」ではなく、一学年上の3年生たちと同じカテゴリーで戦う「全国高校大会」に出場。10月に広島で行われた同大会では決して調子は良くなかったが、59m54で下級生最上位の8位入賞を果たし、3年目の目標に掲げていた日本一に前進した。

 2年時にはわずかに60mに届かなかったが、冬期練習でスイング時の脱力を意識し始めたところ、練習から安定して60mを超えられるようになったという。今大会では、2009年に柏村亮太(倉吉北高・鳥取、現・ヤマダホールディングス)が樹立した68m33の高校記録を狙える状態だったが、「遠くに投げようという気持ちから、ハンマーよりも自分の体が先行してしまい、球が重く感じ、うまく動かせずにファウルになった試技がありました」と反省点も。

 6月に控える東海高校総体では、「できれば高校記録を出したいですが、まずは力まずに今大会以上の記録を。最低でも東海高校記録(66m38)を更新したい」と冷静だ。小河は東海での目標をクリアした先に、高校生初の70m超えを見据えている。

文/石井安里 写真/田中慎一郎

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