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2021-07-10

LLPW旗揚げ戦で神取忍との頂上決戦で風間ルミが敗北「今日は泣かないつもりだったけど…」【週刊プロレス】

風間ルミのキックが的確に神取忍の顔面をとらえた

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 1992年8月29日、東京・後楽園ホールにて、LLPW(レディース・レジェンド・プロ・レスリング)が旗揚げ戦をおこなった。

 ジャパン女子が崩壊して約7カ月。4月3日には袂を分かったJWPが旗揚げして順調に活動している。風間ルミらLLPW勢に焦る気持ちがなかったと言えば、ウソになる。

 旗揚げ戦のメインは神取忍vs風間。ジャパン女子時代には一度も実現しなかった頂上対決だ。

 試合の主導権を握っていたのは風間。スリーパー、プランチャ、キック。あの手この手で神取を攻め立てた。だが、ジャーマン3連発からクロスアーム式をカウント2で返されたところで万策尽きた。

 神取はラリアットからバックドロップ、パワーボムにつないで3カウントを奪取。風間は「精いっぱいがんばりましたけど、やっぱり神取は最強です。いろんなことわかんなくて、ご迷惑かけますけど、いろいろ教えてください。今日は泣かないつもりだったけど…ありがとうございました」と大粒の涙を流した。
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