close

2021-07-07

WWE・紫雷イオインタビュー「NXT女子タッグ王者として楽しませる自信はあります」【週刊プロレス】

紫雷イオ©2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.

全ての画像を見る
 WWE・NXT6・29オーランドで紫雷イオは、ゾーイ・スタークをパートナーにNXT女子タッグ次期挑戦者決定戦を制した。7・6オーランド(WWEネットワークでは日本時間8日放送)で同王座への挑戦が決定。タイトルマッチに向けて意気込みを聞いた。

――NXT女子タッグ王座次期挑戦者決定戦はいかがでしたか?

イオ 3WAYタッグマッチという変則的なルールでしたけど、選手みんなのレベルが高いので、純度の高い試合になりました。その中で私がみなさんを出し抜いて勝ちました。

――NXT女子戦線のレベルの高さを実感できましたか?

イオ すごいなって肌で感じましたね。1秒も油断できない試合でした。

――1、2年前のNXT女子戦線では、ああいう目まぐるしい試合はなかったように思えます。

イオ 1、2年前はもっとゴチャゴチャって試合が多かった中で、'19年9月からNXTのTVが始まった。私は女子ディビジョンのレベルアップの大きな役割を担ってる中、全体的なレベルは高まってると思います。

――ゾーイ・スターク選手はパートナーとしていかがですか?

イオ ポテンシャルの高い選手です。機動力がすごくありますし、運動神経もいい。私にもできない動きをするような選手なので。素直にリスペクトしています。見た目がムキムキで武骨な雰囲気もあるんですけど、動きはしなやかで器用ですね。

――あまり連係とかをしていません。

イオ そんなに彼女のムーブを知らないんで。シンプルな連係とかあるけど、私は私の動きの中で今がチャンスと思えば出ていきます。お互い邪魔しない程度にうまくやります。向こうも変に出しゃばりすぎないし、変に足を引っ張らないし。彼女からのアプローチで急に組むことになりましたけど、自信があるからそういうことを言ってるんだなと感じますね。意外と心地いいです。今、気づいたけど、不満がないですね。

――NXT女子タッグ王者組・キャンディス・レラエ&インディ・ハートウェルの印象はどうですか?

イオ キャンディスはライバルというか、常に対角にいる相手で、私にとって手が合うし、いいエジキです。彼女は私に一度も勝っていませんし、余裕を持って闘える相手ですね。インディ・ハートウェルは初対戦。要注意かなと思ってます。

――ベルト奪取になれば、NXT女子タッグ初戴冠になります。

イオ NXT女子タッグはまだ設立されて歴史が浅いんですけど、私が巻けばタイトルのハクもつくと思います。それをできる自信がありますので。私の腰にタイトルがないのは見てるファンの人もさみしいと思います。シングルはもちろんですけど、今はタッグが面白いなと思ってます。楽しませる自信はあります。

――NXT女子王座から陥落した後はどういうことを考えていました?

イオ しばらく休みました。チャンピオンとして随分長い間突っ走って、タフな試合も多かったんで。休養期間中にコロナのワクチンも接種して、旅行にも行きました。アリゾナ州のセドナってところに行ってきて、めっちゃパワーをもらいましたよ。

――今後について考えましたか?

イオ 考えてないと言えば、考えてないんですけど、考えてると言えば、考えていましたね。プロレスが人生そのものというか、プロレスをやるためにアメリカに来てるので。

――どんなことを考えましたか?

イオ 常にベストを尽くすということですね。休養期間中もHIIT(高強度のインターバルトレーニング法)のジムに行ってましたし、常に体力を落とさないようにしてました。いつでもチャンスをつかめるように自分の刀は磨いてました。突然、チャンスが体当たりぐらいのスピードで降ってくる会社なので(笑)。ここにいる以上はチャンスを手に入れていって、常に上を目指していきます。

――ちなみに、サレイ選手が女子戦線で快進撃を続けています。

イオ 連勝してるので、同じ日本人としてがんばれ!と思ってます。彼女はピュアな感じでしゃべるとかわいらしいけど、リング上だと荒々しいところがある。TVタレントとして、次のステップ的には誰かしらライバルを見つけて、お客さんがサレイの成長ストーリーを見たくなるようになること。いずれ私とタイトル戦線で闘うようになってくるのかと思うとワクワクしますね。そうなってほしいし、なるべきだと思います。

――日本人と言えば、鈴木秀樹選手がダイヤモンド・マインの一員として現れましたが?

イオ KUSHIDAさんを襲撃したじゃないですか。いったいダイヤモンド・マインが何を考えてるのか、鈴木さんが何を思ってあそこに立ってたのかっていうのは気になりますね。今後の展開を楽しみにしてます。
タグ:

PICK UP注目の記事

PICK UP注目の記事



RELATED関連する記事