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2021-07-22

東京五輪ソフト 20歳左腕・後藤希友の活躍でメキシコにサヨナラ勝ち

7月22日 福島・あづま球場
メキシコ|00001010 =2
日本  |01001001X =3
(8回タイブレーク)
[メ]●D.オトゥール―B.セルバンデス
[日]上野、○後藤―我妻

<本塁打>
藤田(2回ソロ=D.オトゥール)、A.ウルテス(5回ソロ=上野)

 日本は2回、六番・藤田倭のソロ本塁打で先制。先発の上野由岐子も4回までに10個の三振を奪う力投を見せた。しかし5回、メキシコの七番のA.ウルテスに同点弾を許してしまう。その裏、すかさず八番・我妻悠香の適時打で勝ち越したが、7回にまたもA.ウルテスに適時打を許し同点に。


▲二刀流の藤田倭は、2試合連続の本塁打をマーク(写真/Getty Images)


▲メキシコは5回、A.ウルテスのソロ本塁打で同点に追いつく(写真/Getty Images)

 なおも無死一・二塁のピンチ。ここで日本ベンチは、チーム最年少左腕の後藤希友を投入。思い切りのいいピッチングでこのピンチを切り抜けると、勝負は2対2のままタイブレークへと持ち込まれた。


▲チーム最年左腕の後藤希友が、思い切りのいいピッチングを見せた(写真/Getty Images)

 8回表、無死二・三塁のピンチを迎えると、後藤が3個の三振の三振を奪って相手に得点を許さず。その裏、日本は一死三塁から、九番・渥美万奈の遊ゴロの間に三塁走者の山田恵里がかえり、サヨナラ勝ちを決めた。日本は2連勝で、福島・あづま球場を後にした。
 

▲8回無死三塁の場面でサヨナラ打を放った渥美万奈(写真/Getty Images)


▲サヨナラ打の渥美万奈、サヨナラの走者・山田恵里を笑顔で迎え入れる日本ベンチ(写真/Getty Images)


▲この日、39歳の誕生日を迎えた上野由岐子(写真/Getty Images)


▲日本打線を最後まで苦しめたメキシコ先発のD.オトゥール(写真/Getty Images)

<日本スターティングオーダー>
1(中)原田のどか
2(二)市口侑果
3(一)内藤実穂
4(三)山本 優
5(左)山崎早紀
6(DP)藤田倭
7(中)山田恵里
8(捕)我妻悠香
9(遊)渥美万奈
 (投)上野由紀子


<メキシコスターティングオーダー>
1(DP)Sydney ROMERO/シドニー・ロメロ
2(中)Nicole RANGEL/ニコレ・ランヘル
3(二)Chelsea GONZALES/チェルシー・ゴンザレス
4(捕)Brittany CERVANTES/ブリタニー・セルバンデス
5(右)Suzannah BROOKSHIRE/スサンナ・ブルックシャー
6(一)Victoria VIDALES/ビクトリア・ビダレス
7(遊)Anissa URTEZ/アニサ・ウルテス
8(三)Amanda SANCHEZ/アマンダ・サンチェス
9(左)Tatyana FORBES/タティアナ・フォルベス
 (投)Danielle O'TOOLE/ダニエル・オトゥール

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