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2021-07-23

【TOKYO2020 ボクシング】日本代表名鑑Vol.2 入江聖奈「女子ボクシング初の日本代表を楽しみたい」

急成長を遂げている入江。その勢いで初戦を突破したい

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【女子フェザー級】
入江聖奈[日本体育大学3年]
いりえ・せな
Sena Irie
生年月日 2000年10月9日
出身地  鳥取県米子市
身長   164cm
タイプ  右ボクサーファイター
戦績   49戦40勝(26KO・RSC)9敗
主な実績 2017年、2018年世界ユース選手権・銅
本人コメント
「日本代表でトップバッターになりますが、新しいリングや女子ボクシング初の日本代表であることを楽しみたい。相手に合わせたボクシングではなく、自分のボクシングで相手を支配して、金メダルだけを目指して頑張る。歴史の扉を開けます」

Introduction
 中学時代まで、陸上・中距離で優秀な成績を収めていた入江は、母親の部屋で手に取った漫画『がんばれ元気』の影響からボクシングへの専念を決意。程なくして2020年夏季五輪の開催地が東京に決まると、それが最大の目標となった。
 米子西高校時代に世界ユース選手権で2年連続の3位。フットワークで自分の優位なポジションを探り、左ジャブで相手を崩し、力強い右ストレートを決める。ボクシングの「基本中の基本」ともいえる動きを徹底して磨いたことが、入江を短期間で東京五輪に間に合わせるのに奏功。育ち盛り、成長の度合いは今もボクシング日本代表随一と言え、東京五輪のアジア・オセアニア予選では世界ユース選手権や世界選手権の金メダリストを立て続けに攻略した。
 五輪の1年延期では「基本」をいかに「応用」できたか。そこにも金メダル獲得のカギがありそうだ。

初戦
7月24日 イブニングセッション(17時~)
vs.ヤミレス・ソロルザノ(エルサルバドル)

取材・文&写真_善理俊哉 Text & photo by Shunya Seri

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