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2021-07-25

【東京五輪・陸上展望】男子4×400mリレー/過去9回中7回優勝のアメリカの完全勝利なるか

アメリカの牙城は崩れそうにない!?

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【男子4×400mリレー日程】
予選       8月6日 20:25
決勝       8月7日 21:50


 過去8回の世界選手権で7回の金メダル、さらには過去9回の五輪で7回も優勝しているアメリカにとっては、まさにお家芸とも言える種目である。今年はエースのM・ノーマン(Norman)、新鋭のR・ロス(Ross)と、自己記録が43秒台の選手を2人そろえる。全米選手権では400mを走らなかったが、100m3位のF・カーリー(Kerley)のベストも43秒台だ。

 五輪本番は4×100mリレーが金曜日、4×400mリレーが土曜日なので、カーリーが両リレーを走ることは可能であり、アメリカには43秒台の選手が3人入る可能性があり、今回も圧勝の可能性が高い。

 リオ五輪3位のバハマ、19年世界選手権2位のジャマイカ、17年世界選手権では優勝したトリニダード・トバゴもメダル候補の一角だ。しかし、この3チームとも、それぞれのエース格の選手たちの調子がいまだ上がってこない。そのため、2番手以降の争いは予想するのが難しいほど混戦となることだろう。

 ちなみに、過去の五輪では3分00秒43より速く走れば確実に決勝に進めるのだが、このタイムは日本記録より速い。日本が決勝の舞台に立つには、25年ぶりの日本記録(3分00秒76)更新が必須だ。





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