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2021-07-25

【柔道】個人戦最終日、稀代の努力家の78kg超級・素根が最高の結果で締めくくる

大会7日目/7月30日(金)
女子78kg超級
素根 輝[パーク24]
SONE Akira

 19年の世界選手権とグランドスラム大阪を連勝し、柔道競技で最も早く東京五輪代表内定を得た素根。しかし、その後は長いコロナ渦に直面し、「練習ができず、試合もいつあるかわからない。毎日気分が違って、きつかったです」と吐露した。

 それでも、久しぶりの実戦復帰となった今年3月のグランドスラムタシケントで躍動。待ちに待った実戦を楽しむかのように、立ち技から寝技への移行も滑らかで、全4試合一本勝ちで完勝した。

 五輪金メダルを思い描いた時期は早く、小学校低学年の頃。「柔道を始めてから自然に考えるようになった」という。そんな素根が大事にしてきた言葉は「三倍努力」。強くなりたい、誰にも負けたくないという純粋な気持ちで圧倒的な量の練習に取り組み続けてきた。五輪優勝候補一番手となった今、積み重ねてきた練習の質もまた、想像を遥かに超越するものだったことは間違いないだろう。

「組み手と技を磨くことを考えて、しっかり練習できています」と素根。最高の準備のもとに、東京五輪個人戦の最終日を最高の結果で締めくくる。

◎素根輝の柔道スタイル
最後まで粘り強く戦える。無尽蔵のスタミナ。組み手のうまさ(釣り手)。体落、袖釣込腰、大内刈。


人並外れた努力で、世界トップクラスに上り詰めた素根(写真/IJF)

Profile
そね・あきら◎2000年7月9日生まれ/福岡県出身/脩柔館/田主丸中-南筑高-環太平洋大-パーク24・日本大/162cm・110kg/左組み/得意技=大内刈/18・19年全日本女子選手権優勝、18年ワールドマスターズ優勝、19年世界選手権優勝、GS大阪優勝、21年GSタシケント優勝

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