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2021-07-23

元ソフト日本代表・山根佐由里の球種解説!タイミングをずらすチェンジアップ

速球に定評がある後藤希友(トヨタ自動車)だが、いいチェンジアップを持っているからこそ速球が際立つ(写真/BBM)

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野球と似ている競技だけれど、ソフトボールにはどんな球種があるの? という疑問を持っている人も多いのでは。そこで、元日本代表で世界選手権3度出場の山根佐由里さんに、ソフトボールの代表的な変化球の特徴を解説していただいた。東京オリンピックや日本リーグを楽しむための解説書として活用してほしい(全文はソフトボール・マガジン9月号に掲載)。

チェンジアップ
Change-up

 ストレート同じ投球フォームから繰り出される、ストレートよりも15キロ~20キロ程度遅い球種。打者のタイミングをずらすために投じられる。基本はストレートと同じ縦回転だが、中には横回転の人もいる。スピードを求めるストレートはリリースで押し出すけれど、スピードを抑えたいチェンジアップはリリースの瞬間にスッとボールを抜く。バックスピンをかけてスピードを落とす人も。10人いれば、10通りの投げ方があるのがチェンジアップだ。

■チェンジアップの軌道





【PROFILE】
やまね・さゆり/1990年1月24日、三重県生まれ。右投右打。投手。宇治山田商業高-レオパレス21(2008年~09年)-トヨタ自動車(10年~17年)。トヨタ自動車では12年から16年までの5年間でリーグ記録の42連勝を打ち立て、14年には最優秀投手賞を受賞。日本代表では10年、14年、16年と世界選手権出場。17年限りで現役を引退し、現在はトヨタに勤務しながらソフトボール普及のためメディア等で活躍中。

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