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2021-07-26

【東京五輪・陸上展望】女子200m/トーマスがジャマイカ勢に挑む

全米選手権の走りで脚光を浴びたトーマス

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【女子200m日程】
予選       8月2日 10:30
準決勝   8月2日 19:25
決勝       8月3日 21:50 


 100mと同じくジャマイカ勢の強さが光る。国内選手権では2013年以来の優勝を果たしたS・フレイザー=プライス(Fraser-Pryce)が、E・トンプソン=ヘラー(Thompson-Herah)の五輪連覇に立ちはだかろうとしている。

 ところが、思わぬ刺客が躍り出た。名門ハーバード大卒で全米選手権の決勝を世界歴代2位の21秒61で制したG・トーマス(Thomas)だ。今年になってから自己記録を1秒も縮めたノリノリの24歳が、初の五輪でどこまでスパークするか見ものだ。

 同選手権で2位に入り2度目の五輪出場となるJ・プランディーニ(Prandini)、3位のA・バトル(Battle)も共に自己ベスト更新で21秒台に突入と調子を上げている。

 ほかに2019年世界選手権覇者のD・アシャー=スミス(Asher-Smith/イギリス)や、同選手権銅メダリストのM・カンブンディ(Kambundji/スイス)、リオ五輪400m金メダリストのS・ミラー=ウィボ(Miller-Uibo/バハマ)ら実績十分の選手も名を連ねる。

 中距離からスタートし、昨年から200mに挑んでいるC・ムボマ(Mboma)とB・マシリンギ(Masilingi)のナミビアコンビ、アメリカの大学で走りを磨くF・オフィリ(Ofili/ナイジェリア)の18歳トリオにも注目したい。




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