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2021-07-26

【東京五輪・陸上展望】女子400m/連覇を狙うミラー=ウィボが本命

本命として五輪を迎えるミラー=ウィボ

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【女子400m日程】
予選       8月3日 9:45
準決勝   8月4日 19:30
決勝       8月6日 21:35


 2019年世界選手権決勝では優勝したS・E・ナセル(Naser/バーレーン)が世界歴代3位の48秒14、2位のS・ミラー=ウィボ(Miller-Uibo/バハマ)もリオ五輪金の意地を見せ歴代6位の48秒37と好勝負が繰り広げられた。

 東京五輪でも2人が軸と見られたが、7月上旬、異議申し立てを行っていたナセルのドーピング違反による2年間の出場停止処分が確定している。

 ライバル離脱により今季初戦で49秒08のミラー=ウィボが本命であることは間違いない。

 ジャマイカ勢は、ベテランのS・A・マクファーソン(McPherson)が49秒61の自己新で3年ぶりの国内王座返り咲きを果たし、同じく選考レースで自己ベストを更新したC・マクレオド(McLeod)、R・マクレガー(McGregor)が代表入りしている。

 アメリカのQ・ヘイズ(Hayes)、そして“生ける伝説”A・フェリックス(Felix)にも注目。さる全米選手権決勝で、スタートから飛ばしたフェリックスを内側のレーンから追ったヘイズは今季ベストの49秒78で優勝、初めて五輪切符を獲得した。50秒02で2位のフェリックスは5度目の五輪出場。共にママさんランナー。“母は強し”を東京で示してくれるだろう。


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