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2021-07-27

【東京五輪・陸上展望】女子4×400mリレー/アメリカが7連覇を目指す

世界の頂点に君臨し続けるアメリカ

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【女子女子4×400mリレー日程】
予選          8月5日 19:25
決勝       8月7日 21:30


  アトランタ五輪から6連覇中のアメリカは、世界選手権でも、2007年から19年まででアメリカが優勝を逃したのは15年世界選手権だけ。アメリカのお家芸とも言えるこの種目では、今回もアメリカが強さを見せる。

 五輪選考会の全米選手権で1〜4位に入ったQ・ヘイズ(Hayes)、A・フェリックス(Felix)、W・ジョナサス(Jonathas)、K・エリス(Ellis)だけでなく、800mのA・ムー(Mu/アメリカ)も400mで49秒台を記録している。アメリカのリレーメンバーは全員が49秒台の自己記録を持つ選手で構成される。

 そんなアメリカの牙城を脅かすとすれば、19年世界選手権で3位、17年世界選手権で2位だったジャマイカだろう。今季50秒2以内の選手を4人そろえ、14年からジャマイカのリレーで数々のメダル獲得に貢献してきたS・マクファーソン(McPherson/ジャマイカ)も49秒台を出して健在だ。

 ほかのメダル候補は、19年世界選手権で2位のポーランドと、17年世界選手権で2位のイギリスか。ポーランドはずば抜けたスターはいないが、今季も52秒以内の選手を4人そろえている。同じくイギリスも今季ベストが50秒から51秒前半の選手を4人並べてメダルを狙う。


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